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490万部超の大ベストセラー『日本沈没』誕生50年 本誌が公開していた小松左京の「構想メモ」(画像1/7)公開日:2023.03.16 更新日:2023.03.15

日本が沈んでいくメカニズムを検討するメモ。『日本沈没』は、執筆当時に認知され始めていたプレート・テクトニクス理論を、広く一般に紹介することになった

日本が沈んでいくメカニズムを検討するメモ。『日本沈没』は、執筆当時に認知され始めていたプレート・テクトニクス理論を、広く一般に紹介することになった

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『日本沈没』の生原稿。これまでに500万部近くを売り上げ、何度となく映像化されてきたが、小松本人は「原作と映像は別」のスタンスで、指示などはいっさいなかったという

『日本沈没』の生原稿。これまでに500万部近くを売り上げ、何度となく映像化されてきたが、小松本人は「原作と映像は別」のスタンスで、指示などはいっさいなかったという

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共著として発表された『日本沈没 第二部』の初期構想メモ。脱出した日本人が直面するさまざまな事態を想定。「亡命政府」「Discrimination(差別)」などが読み取れる

共著として発表された『日本沈没 第二部』の初期構想メモ。脱出した日本人が直面するさまざまな事態を想定。「亡命政府」「Discrimination(差別)」などが読み取れる

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日本脱出に関するメモ。「野党対策」など政治に関する内容や、オーストラリア、アフリカなど、移住先の地名などが具体的に書かれている

日本脱出に関するメモ。「野党対策」など政治に関する内容や、オーストラリア、アフリカなど、移住先の地名などが具体的に書かれている

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日本列島の重さは48兆t? 左京は執筆にあたり複雑な計算を繰り返していた。発売されたばかりの電子計算機を購入し、執筆のスピードが格段にアップした

日本列島の重さは48兆t? 左京は執筆にあたり複雑な計算を繰り返していた。発売されたばかりの電子計算機を購入し、執筆のスピードが格段にアップした

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終戦直後、本名の「小松実」の名で漫画家として活動していた時期も。1948年発表の『怪人スケレトン博士』は、地震兵器で日本を沈めようとする。『日本沈没』につながる作品だ

終戦直後、本名の「小松実」の名で漫画家として活動していた時期も。1948年発表の『怪人スケレトン博士』は、地震兵器で日本を沈めようとする。『日本沈没』につながる作品だ

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1950年発表の『ぼくらの地球』では、大陸移動説を取り上げていた。当時の左京は京都大に在学中。手塚治虫も小松のSFマンガのファンだったという

1950年発表の『ぼくらの地球』では、大陸移動説を取り上げていた。当時の左京は京都大に在学中。手塚治虫も小松のSFマンガのファンだったという

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