現在放送中の連続ドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)で、約2年半ぶりにドラマ主演を務めている真木よう子。
6月末からツイッターのアカウントを開設し、ドラマを「見てください!」と土下座する動画をアップするなど、熱心なPR活動を行っている。
また、〈「医療、警察、取調。そういったドラマは飽きたのサ! この夏は思い切り、腹抱えて笑わせてくれよ!ぶっ飛んだモノを魅せてくれ!言いたい事も言えないこの世の中じゃpoison」という方のご希望を叶えます。〉といった、他のドラマにケンカを売るようなつぶやきもあり、なかなかの挑発ぶり。
しかし、同じ局で放送中の『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』『警視庁いきもの係』は絶好調。『コード・ブルー』は、初回視聴率が16.3%と、近年落ち込んでいた月9枠としての面目躍如。『警視庁いきもの係』は、人気のTBS日曜劇場の裏番組だが、8.9%と健闘している。
この医療、警察ものに比べ、真木の『セシルのもくろみ』は、初回5.1%、第2回4.5%と振るわない。同作は、真木が演じる主婦が、ファッション雑誌の読者モデルとして奮闘する物語だ。
女性テレビ誌ライターによると、この設定にリアリティがまったくないのだという。
「ただでさえ極細スタイルの真木よう子が、このドラマではさらにガリガリにやせて痛々しいんです。なのに、劇中で『やせなきゃ』とか言われても。正直、同じ女性として立つ瀬がない(笑)。
あんな外見で『たるんだ生活をしている専業主婦』なんて言われても、無理がありますよね。逆にちょっとくらい太ったところからスタートしたら、少しは親近感がわいたかも。そこからだんだん痩せていったら、ストーリーにもぴったりですし」
ドラマなので多少のリアリティ欠如は仕方ないが、女性視聴者が親近感をまったく感じられないというのは、大きな問題かも。