四千頭身・後藤「収入が家賃を下回り、実家暮らしに」EXIT、霜降り、3時ほか「第7世代」の現在地

 

「お笑い第7世代」の一角、四千頭身の後藤拓実が、2023年3月21日に放送された情報番組『ぽかぽか』（フジテレビ系）に生出演。「芸能人　春のご報告記者会見」と題したカミングアウト企画の中で、

 

「じつは、私、先月の給料がついに家賃を下回りました」

 

　と切り出し、その理由として「お仕事がなくなってしまいました」とカミングアウトした。

 

【関連記事：ガンバレルーヤよしこ、四千頭身・石橋遼大に「8兆円貢ぎたい」】

 

　後藤といえば、2020年11月に行われた「ワタナベNオンラインハイスクール」の記者発表会に出席した際、「偏差値37の高校を出て、タワマンからアウディで来ました。夢をつかめばこうなります」と発言。ときには1日に70万円の買い物を平気でしていた、と語ったことも。2021年7月には「文春オンライン」の直撃取材を受け、舞台女優・柚木亜里紗と交際中であることを認めるなど、わずか2年前まで「我が世の春」を謳歌していた。

 

　MCの神田愛花から「お仕事がなくなった原因というのは、何が考えられますか？」と聞かれた後藤は、「そうですね、なんでしょう。需要がなくなったんじゃないですかね」と回答。また、同棲していた恋人との現在の状況を尋ねられると、「ちょっと、実家に帰ることになりました」と、同棲を解消し、埼玉にある実家で暮らし始めたことを明かした。

 

　しかし、退去した物件の家賃は「31万円」だったと明かしたことで、ネット上では、

 

《ごく一般の社会人が家賃31万の住宅には住めないわなぁ。ウチの手取り、月22万なんだが》

 

《需要が無くなったというけど実はそうではなくて、後藤さんのイメージがあまりよろしくないのが原因かと》

 

《正直、ネタは面白いと思ったことは無い。第7世代ブームに乗って調子づいてしまったのでしょう》

 

　などの声が挙がった。

 

　後藤は「埼玉からまた、一からがんばりたいんで。毎週、出してください、『ぽかぽか』に」と訴えたものの、自業自得な印象を受けた視聴者が多かったようだ。その一方で、トリオの中で、後藤や都筑拓紀に比べて印象の薄かった石橋遼大は、先月の給料が「83万円」だったと告白。ツッコミにしてネタ作り担当にも関わらず、このトリオ間格差には苦笑するしかなかった。

 

　第7世代は四千頭身以外にも、苦戦を強いられている。

 

　EXITの兼近大樹は、全国で相次ぐ強盗事件の指示役「ルフィ」とされる渡辺優樹容疑者との過去の関係が取りざたされ、仕事などに影響が及んでいる。2023年2月1日に兼近が出演する予定だったコスメ製品のイベントが急遽、中止されたほか、2月8日に放送されたレギュラー出演中の『ホンマでっか?TV』（フジテレビ系）では、兼近の発言シーンがあまりにも少なかったことで、ファンから「意図的にカットされているのでは」と危惧する声が多くあがった。

 

　相方のりんたろー。も、Twitterでの過去の不適切投稿が蒸し返され、「コンビ揃って倫理観ひどい」などと糾弾されてしまう一幕もあった。兼近は、ルフィ騒動の最中、りんたろー。とともに2月2日、ABEMAの報道番組『ABEMA Prime』に出演。兼近は「不快な思いをさせているということで、申し訳なく思ってます」と頭を下げ、りんたろー。は涙ながらに「僕たちは生き方で、一生をかけて見せていくしかないのかなと。いまをもって証明するしかない」などと釈明したが、いまもって拒絶反応を示す視聴者は多く、正念場といえそうだ。

 

　同じく第7世代で少し心配なのが、女性お笑いトリオ『3時のヒロイン』。福田麻貴、かなで、ゆめっちの3人組は2019年の『女芸人No.1決定戦 THE W』（日本テレビ系）で優勝すると、翌2020年の上半期には番組出演本数が146本に増加。同時期にニホンモニターが発表した「2020上半期テレビ番組出演本数ランキング」のブレイクタレント部門で1位に輝いたが、ボケ担当のゆめっちは、2022年5月6日に吉本興業から「体調不良による一定期間の休養」を発表されており、現在も活動休止中だ。

 

　ゆめっちは、自他ともに認める超肉食女子で、恋愛依存体質で芸人を休んでいた過去があったことや、生理に悩まされていることなどを番組で明かしていた。いまは福田とかなでの2人で活動中の「3時のヒロイン」だが、キャラが立っていたゆめっちを欠いた状態で、どこまで持ちこたえられるのか。

 

　そんな第7世代では出世頭なのが、史上初の平成生まれの『M-1』優勝コンビ・霜降り明星。2022年春のテレビ番組改変で、レギュラー番組5本が終了したときには、勢いの陰りが指摘されたが、いまだ深夜番組やラジオを中心に多くのレギュラーを抱えるほか、自身のYouTube『しもふりチューブ』はチャンネル登録者数が186万人と抜群の人気を誇っており、凋落の兆候は見られない。

 

　現在地はさまざまな第7世代。過去に有吉弘行が言い放った「第7世代なんて幻なんだよ！」の発言をここから覆せるか、その真価が問われているようだ。

( SmartFLASH )