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安いと思ったら20倍…「¥」は「人民元」だった!ハライチ岩井もオードリー若林もハマったネット通販の「落とし穴」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.20 20:22 最終更新日:2023.04.20 20:22
国民生活センターが注意を呼びかけている。
《通販サイトで「¥」表示を見て注文したら、それは日本円(JPY)ではなく中国人民元(CNY)で、約20倍の請求を受けた!という相談が寄せられています。通販サイトの名称は「Calli-Calli」です。ご注意ください。困った時は、消費者ホットライン「188」に電話!》(4月19日、公式Twitterより)
【関連記事:ハライチ岩井、ネット通販詐欺に遭う「6万5000円持ってかれた」】
国民生活センターのホームページには、詳しい情報が掲載されている。「Calli-Calli」は、カリグラフィー(欧文の文字を美しく書く技法)のガイドブックなどの販売サイト。
相談事例として、
「『¥1,680』のガイドブックを選び、クレジットカード決済で申し込んだ。申し込み後、通販サイトから届いた受注確認メールには『¥1,680』と記載されていたが、クレジットカード会社から届いた決済のお知らせメールには『¥32,916』と記載されていた。(中略)
クレジットカード会社に決済をキャンセルして欲しいと伝えたが、『キャンセルはできない。自分自身で通販サイトにキャンセルと申し出て、その結果を報告して欲しい。その結果次第で調査できる可能性がある。請求は一旦保留にする』とのことだった」
という、2023年1月に同センターが受け付けた相談が掲載されている。
編集部で確認したところ、4月20日時点で「Calli-Calli」は開けない状態となっている。
ネット通販の市場の拡大とともに、トラブルも増加している。国民生活センターにはさまざまな相談が寄せられており、注意を呼びかけている。その一部を紹介すると、
●「定期購入」トラブル急増!!−低価格を強調する販売サイトには警戒が必要!−(2023年3月15日)
低価格なので購入したら、定期購入の契約だったという事例
●その通販サイト本物ですか!?“偽サイト”に警戒を!!−最近の“偽サイト”の見分け方を知って、危険を回避しましょう!−(2023年1月30日)
ネット上の広告から偽サイトに誘導され、クレジットカード情報を詐取されたり、銀行への前払いや代金引換サービスなどで金銭を詐取された事例
ネット通販詐欺は芸能界にも――。
ハライチの岩井勇気は、2021年1月のラジオで詐欺被害を報告。ネットショッピングで自転車を注文し、6万5000円を振り込んだものの、その後は連絡がつかず。調べたところ、中国系の詐欺サイトだったという。幸いにもトラブルが多い口座で、銀行が取引を停止していたため返金されたが、危ないところだった。
オードリーの若林正恭は、2022年2月、ラジオで「フィッシング詐欺」被害にあったことを語っている。通販サイトからのメールに従いカード情報の更新をしたところ、そのクレジットカードが不正使用され、ゲームで37回も課金されていたという。
便利さと引き換えに、落とし穴も多いネット通販。くれぐれもダマされないように。
( SmartFLASH )