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櫻井淳子が語る『ショムニ』舞台裏「制服がキツくて、合間はみなさん下だけジャージでした(笑)」【1990年代ドラマ「人気女優」の撮影秘話】

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.27 06:00 最終更新日:2023.04.27 06:00

櫻井淳子が語る『ショムニ』舞台裏「制服がキツくて、合間はみなさん下だけジャージでした(笑)」【1990年代ドラマ「人気女優」の撮影秘話】

「この春に娘の高校受験も終わり、子育ても落ち着いてきたので、女優の仕事を増やしていきたいです。これからは、“魔性の女”役は卒業して(笑)、お母さんやおばあちゃん役を演じたり、息の長い役者になりたいですね」

 

 櫻井淳子は『ショムニ』(フジテレビ系)で、魔性のOL・宮下佳奈を演じた。当時、25歳だった。

 

「じつは私、かなりボーイッシュな性格なので、役作りは大変でした。鏡を前に、含みのある笑顔や、顔に手をやる妖艶な所作などを考えていったんです」

 

 同作は、“女子社員の墓場”といわれる「総務部庶務二課」に所属する6人の活躍を描いた大ヒット作。江角マキコ、宝生舞ら、共演メンバーとは「家族のようだった」という。

 

 

「毎日、朝から夜まで一緒でした。つねに衣装の制服を着ているのがキツくて、撮影の合間は、みなさん下だけジャージを穿いていました(笑)。当時、私の自宅がスタジオの近くだったので、前室にちゃぶ台、お菓子、マッサージ機まで持ち込んで、自分の部屋みたいにしていました」

 

『ショムニ』出演後、似た役どころのオファーが増えた。

 

「うれしかったですが、本当の自分とはかなりギャップがありましたね。そこで、30歳で演じた『特命係長 只野仁』シリーズ(テレビ朝日系、2003~2012年)の秘書・坪内紀子役では、自分で“魔性の女”にコミカルさを加えたんです。ドラマの影響で、原作の柳沢きみお先生の描く紀子が、コミカルなキャラに変わった、なんて話もお聞きし、とても光栄でした」

 

さくらいあつこ
1973年生まれ 埼玉県出身 1991年のドラマ『葡萄が目にしみる』(フジテレビ系)で女優デビュー。1993年昼ドラ『誘惑の夏』(フジテレビ系)で初主演。近年は、バラエティや情報番組にも出演する

( 週刊FLASH 2023年5月9日・16日合併号 )

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