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横浜流星がボクシングプロテストに合格! 芸人から歌手までボクシング「プロライセンス」を持つ芸能人たち
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.06.13 20:25 最終更新日:2023.06.13 20:25
佐藤浩市(62)とともに主演をつとめた映画『春に散る』(瀬々敬久監督)でボクサーを演じた横浜流星(26)が、6月12日、日本ボクシングコミッション(JBC)のC級(4回戦)プロテストに合格した。
横浜はボクサーを演じるにあたり、自分自身がプロボクサーになる必要があったという思いが強く、2022年の4月から役作りのためにボクシングを開始。宣伝活動が本格始動するこの段階で、プロテストの受験を決意し、みごとにライセンスを取得した。これにより横浜は、本人がやろうと思えば、プロのリングで試合をおこなうことが可能となった。
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横浜以外にも、ボクシングのプロライセンスを持つ芸能人は少なくない。今回、『春に散る』に元ボクサー役で出演している片岡鶴太郎(68)も、そのひとりだ。
1988年、お笑いタレントとしてすでにブレイクしていた鶴太郎は、「いままでの自分がいやになり、それを否定したかった」という理由で、プロテスト受験を決意。当時のプロテストの受験資格年齢は29歳まで(現在は34歳まで受験可能)であり、33歳だった鶴太郎に受験資格はなかったが、日本ボクシングコミッション(JBC)に懸命に頼み込み、「合格しても試合には出場できない」という条件で受験がかない、合格をはたした。
合格後の鶴太郎は、当時、世界チャンピオンだった鬼塚勝也のマネージャーとして、鬼塚の世界戦では毎回、セコンドについた。リングサイドから「オニ! オニ!」と声をかける、鶴太郎の姿を覚えているボクシングファンも多いはずだ。鶴太郎はその後、世界チャンピオンとなった畑山隆則のマネージャーもつとめた。
試合経験はないものの、演歌歌手の山川豊(64)は、プロライセンスのほかにトレーナーの資格も取得。内山高志や京口紘人ら世界チャンピオンを輩出した名門、ワタナベボクシングジムで、トレーナーとして若手の育成にもあたっている本格派だ。
いまではマラソンのイメージが強い、タレントの森脇健児(56)も、ワタナベボクシングジムに所属して、1995年にプロライセンスを取得した。しかし、こちらも試合経験はない。
プロテスト合格後、試合までおこなったのは、お笑いトリオ「ロバート」の山本博(44)だ。山本は『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』(テレビ朝日系)の企画でプロテストを受験。1度めは不合格に終わるも、半年後、2度めのプロテストに合格した。
山本はプロテスト合格から7年後、ライセンス失効直前の2014年11月にプロボクサーとしてデビュー。後楽園ホールでデビュー戦(フェザー級4回戦)をおこない、現在、日本ランカーのジロリアン陸相手にTKO勝ちをおさめている。1戦1勝無敗で引退した山本は、2015年にトレーナーライセンスも取得し、「人生において食いっぱぐれの心配が減りました」と語っている。
今後、横浜流星が実際にプロのリングに上がることがあるのかどうかはわからないが、その機会があれば、ぜひ彼の試合も観てみたいものだ。
( SmartFLASH )