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川谷絵音から厳しく指導されてタジタジのピアニスト・新垣隆…年齢差が18あってもいい関係が続くわけ
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.07.24 12:57 最終更新日:2023.07.24 12:57
7月20日に放送されたラジオ番組『ジェニーハイのオールナイトニッポンX(クロス)』(ニッポン放送)で、5人組バンド・ジェニーハイのうちの川谷絵音さん、小籔千豊さん、新垣隆さんがパーソナリティーを務めました。
メンバーの新垣さんは、18年間にわたりゴーストライターをやっていたことを2014年に公表したことで、世間から注目を集めたピアニストです。
同ラジオ番組で小籔さんは、ジェニーハイのライブ前の新垣さんの様子についてふれていました。
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小籔「ライブ前はくつろぎまくりでしょ」
新垣「将棋指してますからね」
小籔「このあいだ、ツアー初日やのにガッキー(新垣)が『将棋やりませんか』みたいなこと言うて。くっきー!に『今日は(将棋盤を)持ってきてへんわ!』って(笑)」
小籔さんは、ライブ開始直前までドラムの先生に指導を仰ぎ必死な状態の自身に対し、新垣さんはすごく余裕があると吐露。
その話を聞いたバンドのプロデューサーでもある川谷さんは、新垣さんにこうチクリ。
川谷「(新垣さんはライブ前に)ラップの練習とかしたほうがいいと思うんですけどね」
それを聞いた新垣さんはアタフタしていました。新垣さんはライブで、ピアノのほかにラップのパートも任されているのです。
筆者は以前、新垣さんにジェニーハイについて話をお聞きしています。
新垣「バンド活動は楽しいです。でもいま、ラップをやらされてまして……あれだけはつらいんです(笑)。それを知ってて川谷さんは『ラップを3曲作りました』ってくるんですよ。でも最近は少し上達してきましたが」
川谷さんの指導は厳しいそうです。
新垣「褒められようと頑張っているんですが、川谷さんはあんまり褒めてくれないですよ(笑)。ラップに厳しいです。
川谷さんは一流のギターリストですから、ピアノに関してもやっぱり厳しいですね。すごく厳密さを要求されるので、そこをしくじったりすると『ちょっと何やってるんですか』って言われます。それで呼び出されて『立ってろ』みたいな……すいません、そこまでは言わないです(笑)」
お互い、ふだん作っている音楽のジャンルは違えど、川谷さんの曲作りとは共通点もあり、新垣さんは好感を持っていると言います。
新垣「川谷さんが作るジェニーハイのレパートリーはロックでありポップスでもあるんです。ポップスと言うのは、どちらかと言えばダンスミュージックで歌って踊っての世界。川谷さんは楽器が持つ音の組み合わせの遊びを持っていて、楽曲の構成の工夫があって面白い。
たとえば、組み合わせがA、BとあってAに行くと思ったら、ちょっとはぐらかしてCに行くみたいな曲の仕掛けを作ります。そういうところがクラッシック音楽と通ずるので、僕は好きなんです」
新垣さんと川谷さんの年齢差は20歳近くあります。しかし、同じ作曲家として通じ合い、お互いがリスペクトしているからこそ、川谷さんも年上の新垣さんに遠慮なくものが言えるのかもしれませんね。
1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。
( SmartFLASH )