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福原愛、元夫の弁護士が反撃「警察の力を借りるしかない」裁判所の命令無視で逮捕の可能性も

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.08.08 06:00FLASH編集部

福原愛、元夫の弁護士が反撃「警察の力を借りるしかない」裁判所の命令無視で逮捕の可能性も

日本外国特派員協会で会見した江氏。隣に座るのが大渕弁護士

 

 裁判所から長男を元夫・江宏傑氏(34)に戻すよう命じられた、卓球五輪メダリストの福原愛(34)。元夫からも早急に応じるよう会見で訴えられ、代理人を通じて反論したものの、自身は表舞台に姿を見せていない。

 

 8月上旬、東京・新宿に近い住宅街に立つ高級マンション最上階の福原の自宅では、夜になっても明かりが灯ることはなかった。いつもなら、台湾から連れ帰った長男(4)との生活がそこにあったはずだが……。

 

 

 福原が元卓球台湾代表の江氏と離婚したのは2021年7月。長女(5)と長男に対しては、元夫婦の共同親権が設定され、2人の子供は生まれた台湾で江氏とともに住んでいた。

 

 2022年7月、福原は1年半ぶりに子供と再会するため台湾を訪問。夏休みの間だけ日本で一緒に過ごす約束で、長男を預かり帰国した。

 

 ところがそれ以降、福原は連絡を絶ち、長男を江氏の元に戻さないまま現在に至る。

 

「福原さんは、長男を保育園に通わせたり、ディズニーランドやシンガポール旅行に連れて行ったりしています。ただ、そこに同行しているのは、離婚原因にもなった男性のようです」(芸能関係者)

 

 業を煮やした江氏は、東京家庭裁判所に長男の引き渡しを求める申し立てを起こす。一方の福原は、単独親権に変更する調停を申し立てていた。

 

 結果、家裁が7月20日に下した審判は、福原に対し長男を引き渡すよう命じるものだった。さらに、緊急性がある場合に認められる「保全命令」までも出された。また、福原の単独親権は却下された。

 

 しかし、福原はいっこうに長男を戻そうとしないため、江氏は緊急来日し、7月27日の記者会見で「早く息子に会いたい」と、涙ながらに訴えた。同席した代理人弁護士の大渕愛子氏が語る。

 

「保全命令が出されるのはきわめて異例。つまり、それだけ緊急性が高いということ。お互いが証拠を出し合った結果、家裁は子供が福原さんのところにいることには害があると判断したといえます。

 

 また、姉弟が引き離されている状況が好ましくないという点も、当然考慮されたはず。命令に従わない場合は、強制執行となります。ところが現在、福原さんはどこにいるのかわかりません」

 

 福原は見つかった場合、即座に長男を戻さないといけないため、姿をくらましている可能性が考えられるのだ。

 

 さらに福原は、裁判所の出した審判に対し、8月3日に不服を申し立てたことがわかった。大渕弁護士が呆れた表情で続ける。

 

「会見でも話しましたが、保全命令は出されてすぐに効力が生じます。不服申し立てをしてもしなくても、引き渡さなければなりません。命令が出ているのに従わない、居場所を隠して強制執行もさせないということならば、警察の力を借りるしか方法がない。

 

 でも、私たちの目的は福原さんを追い詰めることではありません。江さんは、福原さんが円満に長男を返してくれることだけを求めているのです」

 

 刑事告訴が受理され、捜査が開始されれば、逮捕の可能性も出てくる。国際結婚に詳しいある弁護士は、今回のケースについてこう話す。

 

「2人はともに親権を持っていますが、監護者である江さんから子供を連れ去った場合、未成年者誘拐罪に問われます。現に、そうした事件は発生しています。実子なのだから母親が連れ去っても誘拐罪に当たらない、と日本では見られがちですが、それは誤り。実子の連れ去りは誘拐というのが、世界の常識です」

 

 一方、相手が外国に出た場合は、逮捕が難しくなる。

 

「現在、福原さんは海外にいる可能性があるとのこと。しばらくは、海外に逃げておこうということなのかもしれませんが、子供を海外に連れ出すともっと罪が重くなる。まずは相手方に居場所を伝え、子供を返すべきです」(同前)

 

 あの「愛ちゃん」でも、横暴がすぎれば、子供を連れ去られた世の父たちは逮捕を望むだろう。

( 週刊FLASH 2023年8月22日・29日合併号 )

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