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『VIVANT』ラスト2話で謎が回収できる? 視聴者に広がる不安「重大発表」はまさかのファンミ&生放送の“肩透かし”
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.09.04 18:15 最終更新日:2023.09.04 18:15
堺雅人主演の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)第8話の世帯平均視聴率が14.9%、個人視聴率が10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。
同ドラマ最高に加え、個人視聴率の2ケタ記録は、TBSのドラマでは日曜劇場『マイファミリー』最終回以来となる。
本作は、『半沢直樹』シリーズなどを手がけた福澤克雄氏が演出と原作を担当する、完全オリジナルストーリー。堺のほか、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司、二宮和也ら、豪華キャストが出演していることでも話題を呼んでいる。
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「第8話では、これまで登場シーンの多かった阿部や二階堂の出番は少なく、ベールに包まれていたテロ組織『テント』側のトップ役である役所や二宮のストーリーに終始したことで、物足りなさを感じた人も少なくなかったようです。
また、『テント』という組織の紹介に丸ごと1話を使ったことで、残り2話で謎や伏線を回収できるのか、と視聴者は心配になっているようです。このままだと、『スパイ説』の考察も取りざたされている、二階堂演じる薫先生は、本当にただの医師で終わりそうな気配で、1話から出演し続けているジャミーンが『奇跡の少女』と呼ばれる理由も不明なままです。
また、堺が務める会社の専務を演じた小日向文世が、部下と不倫していただけの登場とは思えませんし、堺演じる乃木の別人格『F』についても詳細がわからないまま。社会現象になりかけた人気漫画『東京リベンジャーズ』は、多くの謎をスルーしたまま完結し、読者をあぜんとさせた例もあり、『VIVANT』が同じケースにならなければいいのですが」(芸能ライター)
そんななか、第8話の放送前には「重大発表」が予告された。一部のファンからは、続編や映画化の発表かと期待する声も上がったが、ふたを開ければ「ファンミーティング」の開催と、次回の放送前に、キャストが出演する「生放送」がおこなわれる、という内容だった。
「これには、ネット上で『肩透かしを食らった』という声が続出しています。次週、NHKではラグビーワールドカップの日本戦、テレビ朝日ではバスケットボールワールドカップ決勝が放送されるため、その対策として、前段で生放送をぶつけてきたと思われます。
2020年の『半沢直樹』でも、キャストによる生放送企画がおこなわれましたが、これは、新型コロナウイルスの流行により、撮影が大幅に遅れたことを受けてのもの。クライマックスに向けて緊迫するなか、ドラマの最中に俳優陣たちのオフの姿を見せるのは“悪手”という意見もあります。ファンミーティングも東京のみの開催で、こちらも地方の視聴者からはブーイングが飛んでいます」(前出・芸能ライター)
番組終了後には、10月期の日曜劇場で、鈴木亮平主演の『下剋上球児』が放送されることも発表され、『VIVANT』が2期連続で放送される可能性もなくなった。日曜劇場では、鈴木主演の『TOYKO MER~走る緊急救命室~』が劇場公開され、大ヒットしているが、不完全燃焼なラストを迎えるくらいなら、映画化してほしいというのが視聴者の願いだろう。
( SmartFLASH )