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ゴリが脱毛して「ツルツル桃太郎」に…加齢臭軽減・肌荒れ防止の一方、医師は「激痛リスク」指摘
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.09.07 15:45 最終更新日:2023.09.07 15:54
8月25日、お笑いコンビ・ガレッジセールのゴリが、出演したテレビ番組『5時に夢中!』(TOKYO MX)で全身脱毛していることを告白した。
ゴリといえば、毛深い腕が印象的だったが、番組冒頭、ツルツルになった両手の甲を見せた。出演していたミッツ・マングローブが「ツルンツルンね」と指摘すると、ゴリは、脱毛に至った理由をこう説明した。
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「毛穴のトラブルに見舞われて。50歳になって、医者から『予防法は脱毛しかありません』と言われて。全身脱毛です」
自身のツルツルの肌を「桃から生まれた桃太郎」とも表現したゴリ。「ここ数年、男性で脱毛する人が増えている」と語るのは、予防医療研究協会理事長で麹町皮ふ科・形成外科クリニック院長の苅部淳医師だ。
「美意識の高まりからか、男性でも脱毛をする人は増えていますよ。毎日のひげ剃りを省くためにやる方や、介護時のことを思って脱毛を希望する方もいます。
脱毛の効果は、清潔感が高まるなど外見的な側面も大きいのですが、それだけではありません。体臭の軽減や肌荒れなどのトラブル防止にもつながるんです」
脱毛がこうした作用をもたらすのは、どういった仕組みなのだろうか。苅部医師が続ける。
「アポクリン腺という、皮膚の一部にしかない特殊な汗腺から出た汗は、臭いが強く、皮膚の常在菌が汗を分解すると、酸っぱい臭いが発生します。
毛根とアポクリン腺はつながっているため、レーザーで毛根に熱ダメージを与える際、アポクリン腺にも熱の影響があると言われています。この熱ダメージにより、ワキの発汗が抑えられ、臭いの軽減が期待できます」
ただし、男性脱毛では、人により激しい苦痛をともなうという。
「男性の毛は太く硬いため、レーザー照射は、女性より多く強めに当てることが必要。ひげが濃い方は非常に痛く、忍耐力が必要となります。
また、ひげを一度脱毛してしまうと基本的に生えてくることはないため、生やしたくても生やせなくなります。それ以外にも、火傷、色素沈着などのリスクがあります。
いずれにせよ、医療脱毛は医療行為です。専門医師がいるクリニックで施術を受けるようにしてください」
リスクやデメリットも理解したうえでの治療が大事と念を押す苅部医師だが、「桃太郎」に変身したゴリの表情は、とても朗らかだった。
( SmartFLASH )