「全部の番組すっぽかし」東山紀之、相次ぐ番組降板に寄せられる疑問「最後に思いを語ってほしかった」

会見中に水を飲む東山紀之（写真・時事通信）

　9月7日に開かれた、ジャニーズ事務所の過去の性加害問題に関する会見で、新社長となることが発表された少年隊の東山紀之。年内でタレント業を引退し、社長業に専念するとも宣言したが、さっそくその影響が出始めている。

　9日には、東山がナビゲーターを務めていた番組『バース・デイ』（TBS系）が放送されたが、すでに違う男性の声で進行されていた。番組内では東山の降板に触れず、公式サイトで《東山紀之さんは、所属事務所の社長に就任したのを機に、番組への出演を終了することになりました》とのみ発表されている。

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　また、会見時、東山は6年間キャスターとして出演してきた『サンデーLIVE！！』（テレビ朝日系）を、「平等性を保たなければいけない」として、3日の放送で降板していたことを明らかにしている。実際、10日放送の同番組では、同局の野上慎平アナウンサーが「みなさまもご存じのとおり、東山さんはジャニーズ事務所の社長に就任されまして、番組降板の申し入れがありましたので、本日は私が務めさせていただきます。よろしくお願いします」とあいさつ。その後の進行では、ジャニーズの会見について言及されることもなかった。

「東山さんは、ほかにも年末の恒例特番『プロ野球戦力外通告』（TBS系）でナレーションを務めています。『刑事7人』『必殺仕事人』（ともにテレ朝日系）などのシリーズドラマでも主演を張っていますし、10月・11月には舞台も控えているんです。会見では『舞台を降りることでたくさんの方にご迷惑をかけるので、それはやらせてほしい』と語っていたので、舞台にはあがるのでしょうが……。ドラマはまだどういう形になるのか発表されておらず、しばらく混乱が続きそうです。

　また、降板は仕方のないことにしても、番組でのあいさつや説明がいっさいなし、という東山さんのスタンスには、疑問の声があがっています。とくに『サンデーLIVE！！』では6年キャスターを務めていた報道番組である以上、『自分の口で説明してほしかった』というファンが多いようです」（芸能記者）

　実際、SNSには、東山に対する不満が渦巻いている。

《ヒガシ、今まで毎週出てたのに自らの発言もなしに降板！？　この番組だからこそ、最後に想いを語って欲しかった》

《そういう所だよ。東山。降板するはいいけど、VTRでもいいから、最後の挨拶くらいあってもよかったんじゃないのかな。》

《さすがに挨拶くらいしに来ては？　視聴者に対しても共演者に対しても。。全部の番組すっぽかしてるんだな。。あまりに筋が通ってないだろ。。》

　この緊急時、あいさつなどしていられない……ということかもしれないが、ファンにはあまりに尻切れトンボの印象を抱かせる形となった。

( SmartFLASH )