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板東英二 消息不明報道後『水ダウ』の“2億円事件”再配信に「なんらかの合意は取れているはず…」も、音沙汰なしの不気味さ

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.09.16 20:00FLASH編集部

板東英二 消息不明報道後『水ダウ』の“2億円事件”再配信に「なんらかの合意は取れているはず…」も、音沙汰なしの不気味さ

芸能界で活躍していたころの板東英二

 

 8月16日、TBS系放送のバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』は、民放公式テレビ配信サービスの「TVer」で、同番組の配信動画が累計1億回再生を達成したことを受けて、過去に好評だった放送回の配信を開始した。

 

 そのなかで注目を集めていたのが、タレントの板東英二(83)が出演した2020年1月22日放送回の「子供からもらった松ぼっくり、家まで持ち帰らざるを得ない説」だった。

 

 

 偽のロケ撮影に参加しているタレントが、その最中に子供から「宝物だ」という松ぼっくりをもらったときに、家まで持って帰るのかをドッキリで検証する企画。

 

 しかし、種明かしをされた板東は静かに怒りを露わにし、番組スタッフに「これから言うことを(放送で)使わないなら2億円をくれ」と要求する事態に。

 

 当時、この様子を見た視聴者を中心に、インターネット上では“板東2億円事件”と話題になっていたのだ。

 

 衝撃の放送回の配信から1カ月が経過したが、板東については気がかりな状況が続いている――。

 

「板東さんは2020年7月に大阪の自宅近所で転倒し、頭部を強打したとして入院したことが報じられていました。その後、当時レギュラー出演していたラジオ番組の収録には、一度も姿を見せず番組は打ち切りに。それ以降、公の場で板東さんの姿を見た人はいないのです」(芸能記者)

 

 8月1日に「NEWSポストセブン」が、板東の個人事務所が2021年12月付で閉鎖され、“事実上の芸能界引退”と報じたが、本誌もその後の板東の消息について取材を重ねていた。

 

 入院報道時に暮らしていた大阪市内の賃貸マンションを訪ねたが、すでに転居済み。

 

 徳島に住んでいる板東の親戚に話を聞くと、「今はまったくつき合いがないし、連絡もない」と言い、消息をまったく知らないという。

 

 さらには、板東が暮らしていた東京の自宅の近所で、今も暮らしている板東の長女も「私はわかりません。ウチはもう何も関係ないので……」と、申し訳なさそうに答えるだけ。

 

 取材に応じた親族のなかでも衝撃的だったのは、板東の実姉の言葉だった。

 

 本誌が2023年8月に自宅を訪ねた際に「実際、まだ生きとるのか、死んどるのか……」と切りだした実姉は続けて、こう不安な心境を吐露していた。

 

「英二の妻が亡くなったときも何も連絡がなかったし、『もう英二は死んでいるかも』と思って、(生死を)戸籍謄本で確認するしかないのかなと考えていたところなんです」

 

 近しい親族すら板東が生存しているか確証を持てない、消息不明状態になっていたのだ。

 

 もし、連絡すら取れない状況だとしても『水曜日のダウンタウン』の放送回を配信することはできるのだろうか。

 

「以前は、テレビ放送とインターネット配信では、権利処理が別々でしたが、いまや各局のテレビ番組は、インターネット配信を前提に番組制作をおこなっています。

 

『水曜日のダウンタウン』のTVer配信を開始したのは、板東さんの登場回より後のことでしたが、それ以前から自社の『Paravi』で放送回の配信をおこなっていました。

 

 そのため、配信のために初回オンエア時点ですでに板東さんサイドからは、なんらかの合意は取っているはずですが……。

 

 板東さんの個人事務所が閉鎖された際に、代表清算人を務めていたのは次女で、窓口になっている可能性があるとすれば、彼女だけでしょう。

 

 ただ、板東さんの消息を心配する報道が相次いぎましたが、もし健在ならばなんらかの声明を出してもいいはず。それもなく、1カ月以上も音沙汰がないというのは、なんとも不気味な状況ですね」(前出・芸能記者)

 

 本誌も板東の公式ホームページからメッセージを送信し、板東の次女の自宅にも手紙を残したが、2023年9月15日時点で何も返答は来ていない。

 

「元気です」のひと言だけでも聞きたいものだが――。

( SmartFLASH )

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