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尖ったネタで大ブレイク「Aマッソ」加納、人気の秘密は「小さな気配り」

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.09.22 11:00FLASH編集部

尖ったネタで大ブレイク「Aマッソ」加納、人気の秘密は「小さな気配り」

 

 加納愛子と村上愛の2人組コンビAマッソ」の人気が止まらない。2021年12月におこなわれた『女芸人No.1決定戦 THE W 2021』(日本テレビ系)で準優勝して以降、バラエティ番組などでオールマイティな活躍を見せている。

 

 2人は大阪出身で、小学校から一緒の幼馴染。2010年にデビューし、2011年に上京してしばらくは同居していた。その後、2017年頃から、アクの強い台詞や独自の世界観で「ブレイク間違いなし」と言われてきた。

 

 

「Aマッソのネタで大きな話題を呼んだのが、コント『進路相談』でしょう。同作は、ラーメン屋を開く夢を持つ生徒(村上)と、担任の先生(ツッコミ担当の加納)との会話で構成されています。

 

 加納さんが『Aマッソってお笑い芸人、知ってるか? ああいう女芸人が一番嫌いなんじゃ。女芸人が最近がんばってるみたいに言われとるが、あれ嘘やぞ! テンプレートが蔓延してるだけじゃ』などと尖った自虐ネタを披露したのです。

 

 ほかにも、わざわざネタで『こんなアンチコメントがきてます』とファンを攻撃することもあり、常に孤高の存在として走り続けています」(芸能担当記者)

 

 だが、そんな “尖り” が舌禍事件につながることも――。

 

 2019年9月、お笑いイベント『思い出野郎Aチーム presents ウルトラ “フリー” ソウルピクニック』で、大坂なおみ選手に必要なものを聞かれて『漂白剤。あの人、日焼けしすぎやろ!』と発言し、SNSで『人種差別だ』などと批判する声があがったのだ。

 

「この件で、本人も所属事務所も謝罪文を発表、しかもBBCにも差別発言だと取り上げられたことで、Aマッソはしばらくテレビから遠ざかる結果に。

 

 しかし、2020年と22年『M-1グランプリ』準々決勝進出、2020~22年に『キングオブコント』で準々決勝進出するなど、賞レースでの実績が評価され、人気も実力も全国区となりました。なかでも加納さんのソロ活動が目立ち、テレビ番組の脚本や小説の執筆まで幅広くこなしています」(同)

 

 加納は、芸能人からも評価されているとテレビ局関係者が明かす。

 

「大坂なおみさんの件が起きたとき、爆笑問題の太田さんが『彼女たちに差別意識はないとわかってあげてほしい。でも、それを大騒ぎして本人まで届かせちゃう人たちがいるわけじゃない。あんまりそういうこと言う必要ないから』と、Aマッソを擁護しながらネット炎上社会を嘆きました。

 

 お笑い芸人仲間にも好かれていて、鬼越トマホークの坂井良多さんは、8月31日に公開した自身のYouTubeチャンネル『鬼越トマホーク喧嘩チャンネル』の動画「【恐怖】本当に怖い女芸人ランキング2023」で、『加納さん。めっちゃいい子です』と明かしています。バイトで疲れて寝ているとき、加納さんが『疲れてんの?休んでね』と優しく声をかけてくれたそう。

 

 また、尼神インター・誠子さんは、オンラインメディア『charmmy』の連載で、楽屋で加納さんと話しているとき、同じ空間にいて話に入れなかったスタイリストさんにさっと話を振った様子を『わ!いい女だ!』と感じたと書いています。

 

 さらにフワちゃんも、下積み時代、加納さんから『フワちゃんは生まれ持った宝物みたいなキャラがあるじゃん』と言われたことでブレイクできたと『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!』(テレビ朝日系)で感謝を表しています」

 

 Aマッソは、かつて本誌のインタビューに「第7世代に仲間意識は1ミリもない」などと尖った発言をしているが、実際のところ、かなりの気配り屋なのだという。本誌も、かつてそんな姿を垣間見ている。

 

 2022年6月、スポーツ用品店でスニーカーを物色していた加納。お目当てのスニーカーが見当たらなかったのか、そのまま何も買わず、次に歩いて向かったのは回転寿司店。加納は1人で回転寿司を食べたあと、近くのコンビニに入り、アイスミルクティーを3個購入したのだ。

 

 これからお笑いのネタ合わせがあるのかもしれないが、わざわざ3つ買って行く姿に、本誌記者も「人気の秘密」を感じ取ったのだった――。

( SmartFLASH )

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