10月2日、ジャニーズ事務所が会見をおこない、「SMILE-UP.」への社名変更と、新たなエージェント会社の設立、故・ジャニー喜多川氏の性加害の補償状況などについて説明した。
それを受け、同日放送の『news zero』(日本テレビ系)で嵐・櫻井翔が、『午前0時の森 生放送』(同局系)で関ジャニ∞・村上信五が、それぞれの思いを語った。だが、その内容ではみごとな対比を見せた。
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櫻井は「被害者の方を考えれば、ジャニーズという名前との決別は絶対に必要だと考えていました。会社が廃業するインパクトはありましたけど、ほかの選択肢はなかった」と、キャスターらしいトーンでコメント。エージェント制については「嵐のメンバー5人そろって説明を受けました。すべての可能性を選択肢をテーブルにのせて、じっくり考えないと」と嵐の絆が強いことを強調した。櫻井の発言には、「嵐5人そろって」という内容に喜びを表わすファンの声のほか、「他人ごとのよう」という批判的な意見もあがっている。
一方、関ジャニ∞が改名することになった村上は、「嵐」を引き合いに出し、メンバーで話した際について「悪いところも出ました。『“嵐2“はアカンよな?』とか。『“風”とか?』も出たんですけど、アカンなあと」とジョークも交えてぶっちゃけた。
グループについてはファンからの応募も参考にしつつ「そこから決めるということではなく、相談というか。最終ジャッジは我々、メンバーで決めます。そこには会社(の意見)は入らずですので、ちょっとお時間ください」と説明した。
さらに共演した劇団ひとりから「TOBEに行くとか、そういう流れとかもあるのかな?」と、滝沢秀明氏が設立した会社「TOBE」への移籍の可能性を聞かれると村上は「俺らは絶対、ありません。TOBEはないですね」と否定。
理由として「たぶんですけど、向こうもイヤがるでしょう、俺を預かるの。こんなタイプ、嫌われるでしょ」と苦笑した。ひとりから「仲が悪いの?」と聞かれ、村上は「タッキー、TOBE行ってから俺に何のオファーもないですもん。ということは……ですよ。答え出てますよ」と話していた。
番組自体の性質の違いもあれど、対照的な態度を見せた櫻井と村上にSNSではさまざまな意見が寄せられた。
《「NEWS ZERO」で櫻井君が一生懸命説明した内容よりも、「午前0時の森」で村上君がバラエティ的に話した内容の方が腑に落ちた》
《村上さんも櫻井さんもどっちが良い悪いじゃなくて、そもそも与えられた役割が違う(仕事としてやってる番組のカラーが違う)じゃん》
《櫻井さんや村上さんの言葉じゃなければ届かない響かない人がいることは確かだし本人から聞いて安心することが絶対にあるからもう、ほんとにありがとうの一言ですよ》
櫻井は1982年1月25日生まれ、村上は1日遅れの26日生まれ。関東と関西とデビューに違いはあるが、2人ともMC力で注目されてきた。
2017年11月2日の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)では、櫻井が20歳のころ、村上の家に行って、夜通しナインティナイン・矢部浩之のビデオを見たことを回想。櫻井によると、当時の村上は「矢部さんみたいなMCになりたくて、『僕はいまからこれを見るから。翔くん、横で見ててくれ』って。ずーっと、矢部さん」と、2人でトークの研究をしたエピソードが明かされた。
それからおよそ6年、2人はともに、大きな岐路に立たされている。
( SmartFLASH )