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現場では失笑・怒号も…ジャニーズ会見明けても “望月劇場” めぐり議論百出、本人は「とんだ茶番」と厳しい姿勢

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.10.04 15:45 最終更新日:2023.10.04 15:45

現場では失笑・怒号も…ジャニーズ会見明けても “望月劇場” めぐり議論百出、本人は「とんだ茶番」と厳しい姿勢

10月2日に2度めの会見を開いたジャニーズ事務所・東山紀之新社長(右から2人め)ら(写真・梅基展央)

 

「なるべく多くの方からご質問をいただけるように、ご質問を一社一問でお願い致します。質問は簡潔にまとめてくださいますようお願いします。また、挙手いただけましたら、スタッフがマイクをお渡しいたします。では、挙手とお名前をお願いいたします――」

 

 これは、10月2日に開かれたジャニーズ事務所による性加害問題の会見で、質疑応答前に司会者から伝えられたマスコミへの注意事項だ。

 

 しかし、質疑応答の中盤、マイクを通さず繰り返し発言をおこなったことで話題となったのは、東京新聞記者で、YouTubeチャンネル「Arc Times」のキャスターを務める望月衣塑子氏。各メディアは、“大暴走” などと書き立てた。

 

 

「9月7日におこなわれた1度めの記者会見で、望月氏は数分間にわたり持論を話し、東山氏に『自身は被害にあったのか』と問うなど過激な発言が物議を醸しました。

 

 今回の件についても、ネット上では “例の記者” として、《お騒がせ記者》《傍若無人》といった指摘が相次いでいました」(会見に出席した芸能記者)

 

 では、実際現場はどのような状況になっていたのだろうか。

 

 294名の報道陣が集まった会見場所では、記者用に用意された椅子はほぼ満席状態。そして、あらかじめ、会見は2時間後の16時終了予定と知らされている。

 

 会見前の張りつめた空気のなか、ジャニーズ事務所新社長・東山紀之、ジャニーズアイランド社長・井ノ原快彦、チーフ・コンプライアンス・オフィサー(CCO)の弁護士・山田将之氏、顧問弁護士・木目田裕氏の4名が登壇すると、一斉にシャッター音が鳴り響く。

 

「ジャニーズ」名称の変更、被害者への補償の詳細、そして再発防止についての説明が一通りおこなわれ、会見開始から約30分後にマスコミによる質疑応答の時間となった。

 

 司会者は、3ブロックに分かれているうち、最前列の記者から当てていき、中列、後列と順に当てていった。質疑応答から約20分経過したころ、東山と井ノ原の回答後に望月氏は挙手制を無視して質問を重ねた。その際、司会者から制止が入ることはなかったが、会見があと1時間となったとき、またも矢継ぎ早に質問をしたことで司会者から注意が入った。

 

 司会から「発言が求められてないので、ちょっと静かにお願いします」と指摘されるも、質問をやめない望月氏に「司会がちゃんと回せやオラ!」と、別の記者から怒号が飛び交う事態となったのだ。

 

「挙手をしていた記者たちが半数以上当てられないまま、会見終了間近に繰り広げられる “望月劇場” に『またか……』と呆れ顔の記者がほとんどでしたね。一部で野次を飛ばす者もいましたが、『勘弁してくれ』という失笑の雰囲気さえ漂っていました」(前出・芸能記者)

 

 会見では、井ノ原が「ルールを守る大人たちの姿を見せたいので、どうか落ち着いて」と制する場面も。この対応に記者側から「拍手」があがっていたのは、“異例の光景” だったといえるだろう。

 

 いっぽう、望月氏と同じ「Arc Times」で、会見にも参加していた尾形聡彦氏は、自身のXにこう綴っている。

 

《ジャニーズ事務所の会見。最前列の真ん中に座って、ずっと手を挙げ続けた私と望月さんを絶対に当てないことを事前に決めていたとしか思えない会見で、失望し、憤りを覚えました。井ノ原氏は「ルールを守って」と私に言い、隣の芸能レポーターたちは拍手していました。しかし、厳しい質問をするであろう私と望月さんを絶対に当てない、という八百長のような不正なルールを容認するわけにはいきません。

 

 最初は当然質問が当たるだろうと思って、黙って手を挙げていました。が、ジャニーズ事務所と司会者側の最前列の私たちを当てないという意思が、会見が進むにつれて明白になりました。途中から、会場で声を上げざるを得ませんでした。(後略)》

 

「ネット上では、《もともとルールを守っていないのはジャニーズ》《大きな悪より小さな不快を気にする日本》といったように、望月氏を擁護する声もあがっています。今後は、会見で『一社一問』を設定する是非も含め、仕切り方も注目されることになりそうです」(前出・芸能記者)

 

 当の望月氏は、10月3日、自身のXに《とんだ「茶番会見」だった。》と、会見への厳しい姿勢を貫いている。

( SmartFLASH )

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