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木村拓哉“残留”、内部では“おまかせ実態“露呈のいっぽう…CM増加で際立つ中居正広の「手腕」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.10.04 19:40 最終更新日:2023.10.04 19:44
故・ジャニー喜多川氏の性加害問題での被害者補償業務を終えたあとの“廃業”を発表したジャニーズ事務所。
同時に東山紀之を社長、井ノ原快彦を副社長とする「エージェント会社」の設立と、現所属タレントがその会社と個別契約を結ぶというあらたなマネジメント体制を発表した。
10月2日に元「V6」の岡田准一が、ジャニーズ事務所からの退所を発表したのに対して、どのタレントよりもいち早く、新設のエージェント会社と個別契約を結んで“残留”する方針が伝えられたのが、元「SMAP」の木村拓哉だった。「スポーツ報知」が報じている。
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「もともと“ジャニーズの長男”と言われた近藤真彦さんが2021年4月末に退所。その肩書を受け継いだ、東山さんがタレントを引退し、社長業に専念するとあって、次の“長男”と目されているのが木村さんです。
8月下旬には、木村さんと東山さんら“年長組”の所属タレントが出席して、決起集会が開かれたことが知られています。
今後のジャニーズ事務所を引っ張っていく存在として、真っ先に姿勢を示したのでしょう」(芸能記者)
約1カ月以内に設立されるというエージェント会社は、これまでジャニーズ事務所が培ってきたプロデュース、マネジメント機能を活用し、個別のタレント活動をサポートしていくという。
その一方で、独立を望まない若手タレントなどはエージェント会社にも所属することができるという。
「つまりはタレントと“裏方”では別会社になるが、マネジメント部分を担ってきた社員も希望者は新会社に移ることができるとのことで、ジャニーズ事務所時代の業務をほとんど受け継ぐということ。
独立して事務所を作るタレント、グループは直接やり取りするマネージャーは自身で雇う必要があるかもしれません。
しかし、仕事のオファーなどの“窓口”をエージェント会社に依頼するということになれば、タレント自身がやることは、これまでとほとんど変わらない可能性が高いです」(前出・芸能記者)
ジャニーズ事務所が存続に揺れる以前からも、多くの退所者はいた。通称“辞めジャニ”と呼ばれる彼らだが、木村以外の元SMAPの4人もそうだ。
なかでも、中居正広は2020年3月末にジャニーズ事務所を退所し、同年4月から個人事務所「のんびりなかい」にて、芸能活動を続けている。
「その翌年に設立された『株式会社TOKIO』は、当時藤島ジュリー景子氏が代表取締役になっていたなど、ジャニーズ事務所との資本関係から脱していない個人事務所でしたが、中居さんは完全独立でした。
自身が事務所社長を務め、体調不良で休養していた2023年初頭も“社員を食べさせていかないと”という思いから、復帰に相当焦っていたと聞いていました。
番組プロデューサーとのやり取りなども“顔見知り”の延長で、自分でもやっているそうです。その証拠に退所に対する“圧力”を認めたジャニーズ事務所から離れた後も、中居さんの出演番組や冠番組が極端に減ることはありませんでした」(芸能事務所関係者)
それだけでなく、体調不良からの復帰後は、新しい冠番組の『まつもtoなかい』(フジテレビ系)が始まるなど、51歳を迎えても活動の勢いは衰えを知らない。
「皮肉なことに、企業側の起用自粛によって、木村さんなどのジャニーズ事務所の所属タレントがCMから“一掃”されたタイミングで、中居さんがメインで出演する『ソフトバンク』のCMが大々的に始まりました。まさに一人でも“大型案件”をこなせることを証明しているかのようです。
それに対して、現在、ジャニーズ事務所に所属しているタレントからは『どういう形なのか?』、『まだわからない』という不安や困惑の声が聞こえてきています。これまでいかに、事務所にすべて頼りきりだったのかが露呈している状況です。
以前まで“辞めジャニ”は負け組扱いされてきましたが、今となっては、中居さんのように独立して努力してきた方とジャニーズ事務所に残ってきた方とでは、歴然の差が生まれてしまったように思います」(前出・芸能事務所関係者)
いまやサラリーマンも2人に1人以上は転職を経験している時代。 タレントも、突如の“キャリアプラン変更”に適応していかなければいけないようだ。
( SmartFLASH )