NHK「NGリスト」スクープでジャニーズと “決別宣言”…『ザ少年倶楽部』は次回収録情報なく、打ち切りの可能性も

 

　10月2日におこなわれたジャニーズ事務所の会見で、質疑応答で指名しない「NGリスト」が作成されていたことが明らかになり、大きな波紋を呼んでいる。

 

　この件を真っ先に報じたのは、NHKだった。10月4日夜の『NHKニュース7』で、会見現場で関係者が「NG記者」と印刷された書類を持っている映像が放送され、その後の『ニュースウオッチ9』でも報じられた。

 

「この件をスクープしたのがNHKだったことに、多くのマスコミ関係者が驚いています。

 

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　NHKは9月27日の定例会見で、すでにジャニーズタレントの新規起用を停止し、年末の紅白歌合戦についても『出演ゼロ』となる可能性を示唆していました。

 

　そのうえで、このスクープを放り込んできたわけですから、『NHKは本気だ』という姿勢を鮮明にしたともいえます。

 

　会見の司会をつとめていたのは、元NHKアナウンサー・松本和也氏ですが、ニュースではその松本氏の姿もしっかりと放送されていました。その忖度なしぶりにも、NHKの本気度が伺えます」（週刊誌記者）

 

　SNSでは、

 

《この問題、NHKが7時のニュースのトップでスクープしたの、しびれた。本当にジャニーズの忖度から決別する姿勢と捉えられた》

 

《NHK強気だね…もうジャニーズとの決別宣言と言っても過言ではない…》

 

　と評価する意見が。また、

 

《NHK紅白、完全にジャニーズタレントはこれでもう消えたな》

 

《これで紅白にはジャニーズ関係の出場は無くなったやろ　まさにジャニーズ、自業自得やわ!!》

 

　との声も多数みられる。

 

「紅白に関しては、『2枠確定』と報じる媒体もありますが、NGリストの一件で、状況は一変しました。受信料で成り立つ公共放送という立場もあり、出場ゼロの可能性がきわめて高そうです。

 

　そして紅白とは別に、注目を集めているのがNHKの『ザ少年倶楽部』。ジャニーズJr.を中心に、ジャニーズのタレントが多数出演する番組です。おもにNHKホールで公開収録され、観覧はNHKのサイト内で募集されますが、毎回、応募が殺到することで知られています。

 

　収録は月1回で、その1カ月半から2カ月前にはNHKの番組サイトで告知されることになっていますが、11月の収録については、10月6日の時点でまだ情報がありません。10月の収録は、16日におこなわれる予定で、こちらは8月28日にサイトで募集が始まっています。業界内では『打ち切り』の可能性も指摘されています」（同）

 

　SNSには、

 

《11月の少年収募集が始まらないの不安でしかない。。続くよね？大丈夫だよね？》

 

《11月の少クラの観覧募集来ないってことはもう10月で最後なのかな…》

 

　など、悲観的なファンの声があふれている。本誌が『ザ少年倶楽部』の打ち切りの可能性についてNHKに問い合わせると、以下のような回答が来た。

 

《ザ少年倶楽部について「内容を変更することも含めて検討する」と9月27日の総局長会見でお伝えしておりますが、現段階で決まっていることはございません。》 　

 

　はたして、番組の行方は――。

( SmartFLASH )