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「未来はない」「耳を疑った」「勘弁してくれ」ジャニーズ「指名NGリスト」に所属タレントから不信感続々
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.10.07 17:16 最終更新日:2023.10.07 17:26
10月2日にジャニーズ事務所がおこなった会見で、記者に対する「指名NGリスト」が存在していた問題が、いまだに物議を醸している。7日の『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系)に出演したTOKIO・城島茂からも、批判が飛び出した。
「当初、NHKがリストの存在を報じた際、事務所側は関与を否定していました。その後、会見運営を任されたFTIコンサルティングは、リスト作成を認め、謝罪に追い込まれています。
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しかし、同社の担当者は『読売新聞』の取材に、事前打ち合わせで『人権に配慮した進行をすべき』という方針を確認し、これに基づいてNG記者リストを作成したと釈明しています。続く『FRIDAY』の報道では、運営スタッフが『リストはジャニーズの要望に基づいて作成』などと証言しており、事務所への風当たりは強くなるばかりです」(芸能記者)
NGリストについて、城島は「我々タレントも、報道を見たときに耳を疑った。透明化が問われるなかで、絶対にあってはならないことだと思います」とした。「人としても企業としても、まっすぐさをちゃんと考えていかなければ、新体制になっても未来はないでしょうね」とも発言している。
いつになく厳しい発言だが、同様の声はほかの所属タレントからもあがっている。5日に『よんチャンTV』(MBSテレビ)に出演したNEWS・小山慶一郎は、NGリストの存在に「正直、勘弁してくれよと思った」と心境を吐露。「システムを変えてもう1回、記者会見をやって納得してもらえなければ、信頼は取り戻せないと思います」と語った。
また、6日に『ゴゴスマ-GO GO!Smile!-』(TBS系)へ出演したA.B.C-Zの河合郁人は「『何しているんですか?』という疑問と、違和感を感じた」と発言した。「何のためにNGリストを作ったのか、よく分からなくて。いろいろ質問を考えて、この場に来てくださっている記者の方にも失礼だし、被害者の方にもすごく失礼なことをしているのではないかな、と個人的には思いました」とコメントしている。
「今回の件に関する所属タレントたちの発言を見ていると、いずれも事務所に対するあきれムードや不信感が高まっているような印象です。事務所とタレントたちの間で、十分なコミュニケーションが取れていないのかもしれません。新会社で導入されるエージェント制に関しても、戸惑いの声が多いようです。NGリスト発覚で、ジャニーズ事務所は世間の信頼を失いましたが、それに加えて、タレントとの信頼関係が揺らいでしまうことも考えられます」(前出・芸能記者)
体質を変えられない限り、事務所が失うものは増えていくばかりだろう。
( SmartFLASH )