『紅白』司会にまで上り詰めた有吉弘行「上島竜兵さんとの絆」で自ら出場を売り込んでいた1年前

　10月6日、NHKが、大みそかに放送される『第74回NHK紅白歌合戦』の司会者を発表した。お笑いタレントの有吉弘行（49）、女優の橋本環奈（24）、浜辺美波（23）、同局の高瀬耕造アナウンサー（47）の4人で、橋本は2022年に続く起用で2回めとなるが、有吉と浜辺は、初の大役となる。

　この発表に、有吉は「一番、尊敬している内村さんが以前、紅白の司会をしていたのを見ていて、いつか内村さんのようになりたいと目標にしていたので、信じられないです」とコメントした。

【関連記事：志村けん、たけしと『紅白』出たらスタッフから予想外の指示】

「有吉さんは2022年、純烈の応援ゲストとしてダチョウ倶楽部とともに出演し、かつて結成していたコンビ『猿岩石』時代の大ヒット曲『白い雲のように』を歌いました。

　前回、有吉さんが『紅白』に出演したきっかけは、自身のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY　NIGHT DREAMER』（JFN）で、自ら出場を志願したから。純烈は、ダチョウ倶楽部とコラボしてユニットを組み、『白い雲のように』をカバーしていました。純烈の紅白出場を知った有吉さんは、11月放送のラジオ番組で『1曲で終わらないと思うんだよね。メドレーやるのか、演出はわからないけど。『白い雲のように』をダチョウさん2人で盛り上げて、歌うでしょう。そのときに、俺に声かかってもおかしくないでしょ』と発言したんです。また、亡くなった上島竜兵さんについてもふれ『竜さんがいないわけだから、寂しいじゃない。そこに俺が参加して、竜さんを思いながら『白い雲のように』を歌って、ちょっと涙流す、ぐらいの演出は、NHKサイドに提案したい』と、プランを打ち上げました。

　その結果、12月16日に『紅白』サイトで『純烈の応援ゲストとしてダチョウ倶楽部、有吉弘行さんの出演が決定しました。13年ぶりにステージで歌唱します』と発表があり、有吉さんも、自身のX（旧Twitter）で『ラッキー』と反応しました」（芸能記者）

『紅白』への出演は、NHKへの貢献度がカギになるともいわれるが、その点も十分だ。

「バラエティ番組『有吉のお金発見　突撃！カネオくん』でMCを担当していて、NHKとのつながりもあります。また、在京民放キー局と合わせ、6局すべてでレギュラー冠番組を持ち、テレビ業界一の人気者、実力は申し分ありません。

　故・ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けて、多くのグループが出演していたジャニーズが、参加ゼロになる可能性もあるといわれ、『紅白』は例年以上に番組の進行能力が求められます。7月には、テレビ東京の『有吉ミュージックフェス』で、初の音楽番組MCを務め、音楽番組を務められることも証明しています」（週刊誌記者）

　ついに国民的番組のMCにまで上り詰めた有吉。「竜さん」には、どう報告するのだろうか……。

( SmartFLASH )