「這ってでも出て」ジュリー氏への上沼恵美子発言が物議 「パニック障害を何だと」もの言わぬ周囲に「忖度」の声も

 

　ジャニーズ事務所の、2度めの会見を欠席した藤島ジュリー景子氏に対する、上沼恵美子の発言が波紋を呼んでいる。

 

　上沼は、10月8日に放送された『上沼・高田のクギズケ！』（読売テレビ）に出演。パニック障害の診断を受け、会見に出席しなかった前社長のジュリー氏について「あなたはあそこにいないといかん！　義務があるんです」と批判した。続けて

 

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「ジュリーさん、あなたね、なめとったらアカンで。どれだけの人を、叔父さんが傷つけてきてん。それであなた、潤ってきたんやろ、事務所のお嬢さまで。パニック障害もお気の毒やと思いますけど、でも一生涯の傷を負うてる人が何百人もいるってことを、忘れてはいけない。叔父さんがやったことだからって、逃げてはいけない。あの場所に出てこないなんてことは、ズルいです。ズルいねん！　しんどいなあって（なってでも）、這うて（這って）でも出て、あなたもう引っ込んどいてくださいって（まわりが）いうとこまで、ヘロヘロになるべきやったと、私は思います」

 

　と、まくし立てた。

 

　この発言に対し、SNSでは

 

《いやホント上沼さんその通りですあ、それがあっても出てくるしかない、逃げてると一緒！》

 

《上沼恵美子の言うことは正論。ジュリーも白波瀬も出てこれないなら会見やる意味無かったよね》

 

　と、共感する声がある一方、批判的な意見が多数見られた。

 

《これ番組としてお詫び出すレベルじゃないの　パニック障害で苦しんでる人を何だと思ってるの》

 

《上沼恵美子さんの発言て精神的な病気したことない人の意見丸だし感すごい。パニック障害から鬱病発症する人もいっぱいいる。上沼さんには今すぐ謝って欲しい》

 

　ジュリー氏の会見欠席については、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の石丸志門副代表が「そんな甘えた話あるかって、正直思います」と発言したことが批判を浴び、その後「すべてのパニック障害の方々に対して非常に不遜な発言だった」と謝罪、発言を撤回している。SNSにはほかにも

 

《上沼さんが言ってる事をさすがに言い過ぎじゃないですかって言えないのもみんな上沼さんの圧感じて忖度してるんじゃない？それじゃダメなんじゃないの？》

 

《パニック障害の人によくそんな言い方できるな。ってか、スタジオにいる心療内科医は何黙って聞いてんだよ。なんで止めないんだよ。上沼恵美子に忖度してんじゃん。上沼恵美子には誰も何も言えないんじゃん。ジュリーさんの事ボロクソ言ってるけど、貴方こそ「忖度」で良い思いしてんじゃん》

 

《上沼恵美子のパニック障害への偏見は、典型的なパワハラ・モラハラだろ。来週の番組冒頭で本人から訂正させなきゃダメだよ、テレビ局から上沼に何も言えなかったらそれこそ忖度だ》

 

　など、上沼氏自身が「忖度」の対象だとする批判があふれている。「圧力」に弱いのは、どのテレビ局も一緒ということか……。

( SmartFLASH )