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「虚偽の話」注意促すジャニーズ事務所に迫る「3度め会見」の現実味「時間制限なくして」要請で『朝まで』の可能性も
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.10.10 18:12 最終更新日:2023.10.10 18:25
故・ジャニー喜多川氏による性加害問題に揺れるジャニーズ事務所は10月9日、自社のサイトに《被害者でない可能性が高い方々が、本当の被害者の方々の証言を使って虚偽の話をされているケースが複数あるという情報にも接しており、そのような事態を招かないためにも、報道機関の皆様におかれましては、告発される方々のご主張内容についても十分な検証をして報道をして頂きますようお願い申し上げます》とのインフォメーションを掲載した。
「20年以上前の行為もあり、当時のジャニーズ事務所は『契約書』もなかったケースがあるといわれていますから、現段階では被害者の方の申し立てがすべてです。ジャニーズ事務所がどうやって『虚偽の話』と判断したのか、不明です」(芸能記者)
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ネットにも《報道機関が検証せよというのも、的外れな感じで、犯した側の人が言うこととも思えない》《ジャニーズじゃない第三者機関が関係者全員の聞き取り調査して検証して証言を照らし合わせてから判断するべきじゃないの?》《先日まで事件の存在自体知りませんでした、という事だったのに 被害者じゃないヤツが大勢居る!ってなんでわかるんですかね?》と、この発表に疑問が寄せられた。
「同じ日に『NHKニュース7』が、2002年秋に、当時、高校生だった30代の男性がジャニー喜多川氏から、東京・渋谷のNHK放送センターのトイレの個室で性被害を受けた、という証言を放送しています。この放送内容を否定したかったのだと思われます。『弊社として認識していない情報も含まれておりコメントを控えております』というコメントも出していますから」(芸能記者)
さらに、ジャニーズ事務所が苦慮するのは、「3度めの記者会見」が現実味を帯びてきた点だ。
10月2日におこなわれた会見で「指名NGリスト」の存在が明らかになったことにより、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の平本淳也代表は10月8日、同会の公式サイトで《被害者にとっては、記者やジャーナリストの方々の質疑は非常に有難い存在であり、それを報じるメディアによって、関心ある世間の方々が真実を知るチャンスでもあることから、それが不誠実に終わり、疑惑だけが残ったままの状態では、ジャニーズ事務所(SMILE-UP.)にとっても不利益でしかありません》と意見を表明。記者会見のやり直しを強く要請している。さらに《少なくとも、一社1問ではなく、時間や数の制限による都合はなくして努めるべきと強く要望いたします》ともある。
「関与しなかったとはいえ、ジャニーズ事務所サイドの失態ですから、拒否権はないと思います。会見は時間無制限、エンドレスになり、まさに『朝まで生会見』状態になる可能性も。『NGリスト』に掲載された記者からは、藤島ジュリー景子氏の出席も求められると思います。収拾がつかないほどヒートアップするのではないでしょうか」(前出・芸能記者)
ファンも被害者も、会見で真実が語られることを望んでいる。
( SmartFLASH )