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疑惑のペットショップ「クーアンドリク」騒動のなかでの半額セール「正月かというくらい客が来ていた」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.10.13 21:26 最終更新日:2023.10.13 22:00
「クーリクSALE!! 9/30(土)から10/22(日) ワンニャン大集合!」
「自宅のポストを見たら、たくさんの犬と猫が半額と表記されている『Coo&RIKU』のチラシが入っていました。いかに低価格に見えるかを重視しているデザインで、命の値段を『SALE!!』と表記するのに、違和感がありました……」(都内在住・20代女性)
彼女が言う「Coo&RIKU」(クーアンドリク)とは、『週刊新潮』が9月7日号で報じた、大手ペットショップのことだ。ペットを購入した客との間の相次ぐトラブルや、全国に11カ所ある繁殖場でゴキブリやネズミが大量発生している劣悪さを、顧客や元社員が告発した。
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さらに、10月11日配信の『デイリー新潮』では、クーアンドリクとペット保険大手「アニコム損害保険」との蜜月関係が報じられた。アニコムは、クーアンドリクとの関係について認め、問題について調査していくとしている。
クーアンドリクにはネット上でも批判が殺到し、SNSでは、不買を呼びかける声が多く寄せられる事態にもなった。そんななかでも、冒頭のようなチラシが都内で配布されていたのだ。
10月上旬、セールがおこなわれている店舗を訪れた客の話を聞くことができた。この日は連休の最終日。店内には3、4人の客がケージを眺めていたという。
「報道があってから、こちらの店舗にも『衛生管理は本当に大丈夫なのか』と電話の問い合わせがかなりあったそうですよ。別店舗では辞めた従業員も多くいるとか……。この店舗は、まだオープンして1年半ということもあり、店内もきれいでしたが」
別の客は、今回のセールについてこう語る。
「セールのタイミングに関しては、以前から決まっていたようです。表記の金額は、全体的にかなり下がっていますね。でも、その価格で購入するためには、報道でも問題視されていた、自社のペットフードの定期購買と、会社による生命保障制度の加入が条件のようです。
連休中で、正月のバーゲンセールか、というくらいお客さんがいましたよ」
店内に約20個あるケージには、「家族が決まりました」と書かれたシールが貼られたものが目立っていたという。生き物たちが、あたたかい家族に迎えられることを切に願う。
( SmartFLASH )