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大阪万博、飼い犬と一緒に入場可能も「需要ある?」「高い散歩代」とツッコミ殺到…「ネコも認めて!」の声も
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.08.01 18:20 最終更新日:2023.08.01 18:26
7月31日、2025年大阪・関西万博で、会場内のペット同伴について、原則として犬だけを認める方向で、万博協会が最終調整に入ったことが報じられた。大人1人につき1頭の飼い犬の同伴を認めるという。ペットの同伴は過去に例がなく、世界で初めての試みとなる。
愛猫家の松井一郎・前大阪市長が、2022年夏ごろ、ペット同伴が認められないか検討するよう提案。万博協会は、3月、検討委員会を立ち上げ、入場可能な動物の種類などを議論していた。
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ペット同伴は「いのち輝く未来社会のデザイン」という万博のテーマに沿うとしつつ、動物アレルギーの来場者への影響や鳴き声などを踏まえ、一定の受け入れ制限が必要と判断。結果、犬だけが認められることになった。
同伴するには事前予約が必須で、飼い主にはワクチン接種の証明書やルールを順守する誓約書の提出を求める。また、「かまない」「ほえない」「発情期ではない」などの条件も設定。さらに、暑い時期を避け、入場は5〜6月に絞る。9月にも万博協会内で承認される見通しだ。
パビリオン建設の遅れや、7500円と高額な入場券など、マイナスイメージばかりが漂うなかでの試み。だが、SNSではツッコミの声が殺到した。
《世界初なのは今まで連れていく必要性がなかったからでは?》
《そもそも万博に犬を同伴したい需要ってあるか!?》
《7500円払ろて犬の散歩?パビリオンはほぼないんやろ?高い散歩代やこと》
原則として犬だけを認める方向にも批判的な声が多くあがった。
《なぜ犬だけ?松井さんはよく猫のツイートしてるけど?命輝くなら何でもよくね?》
《「いのち輝く未来社会」には犬だけが相応しいって事なのね。ペットへの愛情は、どんな動物でも同じなのにね》
《猫も認めるべきです》
8月1日には、万博の盛り上げ役として期待されていた船「ポリマ号」が座礁し、世界各地でのPR活動ができなくなったことを産経新聞が報じている。
災難続きの大阪万博。飼い犬同伴OKという世界初の試みだが、集客効果は期待できそうもない。
( SmartFLASH )