有働由美子「大阪では阪神ファンじゃないといじめられる」発言に「聞いたことない」集まる疑問

 

　10月20日、プロ野球クライマックスシリーズ（CS）ファイナルステージ第3戦で、セ・リーグは阪神が広島に3連勝。アドバンテージを含めて4勝とし、2014年以来、9年ぶりの日本シリーズ進出が決定した。

 

　パ・リーグではオリックスがロッテに勝利し、アドバンテージを含め通算3勝1敗とし、3年連続の日本シリーズ出場へ王手をかけた。

 

　この結果にX（旧Twitter）では《関西ダービー》がトレンド入り。1964年の阪神vs.南海以来となる、関西に本拠地を置くチーム同士の日本シリーズに期待する声が上がった。

 

【関連記事：阪神優勝目前も…Vを「アレ」呼びに「メディアが言うのは寒い」と冷めた声　大手メディアがこぞって“悪ノリ”】

 

　そんななかで注目を集めているのが、フリーアナウンサーの有働由美子がパーソナリティをつとめるラジオ『うどうのらじお』（ニッポン放送）だ。

 

　10月20日の放送では、ゲストに元フジテレビアナウンサーで、現在はフリーの八木亜希子が出演。阪神ファンを公言する有働に対し、八木はオリックスファンの「オリ姫」。番組は冒頭から、野球談議一色で進んでいく。

 

　八木は、「オリックスファンといわれているけど、八木家だったときは阪神ファン」と明かしたうえで、阪神・岡田彰布監督が早稲田大学野球部で活躍していたときからのファンで「だから早稲田（大）に行ったみたいな」と早大への進学理由を明かし、驚かせた。しかし現在は、結婚した相手が一家そろって阪急時代からのオリックスファンだったため、オリックスを応援しているという。

 

　そんな八木から「子どものころから（阪神が）好きなわけじゃないですか？」と聞かれた有働は、「それがね、私、（兵庫県）西宮に住んでたので『阪急ブレーブスこども会』に無理やり入らされていた。なんか、300円で入れたんですよ。入るとタダで試合を見られたうえに、お菓子300円分もらって帰れたんですよ」と告白。これを聞いた八木は「最初は阪急だったの？　じゃあ私とスイッチしてるじゃないですか？」と驚いた様子だった。

 

　さらに有働は「で、大阪に引っ越してきたら、阪神ファンじゃないといじめられるから。小6のときに。ホントにそうだったんですよ。なので、さりげなくスイッチして」と、阪神ファンに変わった経緯を明かした。

 

　これに八木が「うちの（夫）は、東京だったから、ずっと阪急（ファン）でいられたのかもしれない。関西に住んでいたら阪神に自然になっていた？」と反応すると、有働は「そうかもしれませんね。夫もオリックスファンとは言ってられなかったのかもしれませんよ」と、阪神ファンからの圧力を語ったのだ。

 

　だが、有働が小学6年生のころといえば、1980年代初頭。大阪では、難波にある大阪スタヂアムを本拠地とする南海ホークス（現・福岡ソフトバンクホークス）、藤井寺球場を本拠地とする大阪近鉄バファローズ（現・オリックス・バファローズ）の2球団が、兵庫県では、西宮市の西宮スタジアムを本拠地とする阪急ブレーブス（現・オリックス・バファローズ）と、同じく西宮市の甲子園球場を本拠地とする阪神タイガースの2球団の、計4球団が並存していた時代だ。

 

　有働が「大阪に引っ越してきたら、阪神ファンじゃないといじめられる」と語ったことに、SNSでは疑問視する声が多く上がった。

 

《は？？？　聞いた事ないわ》

 

《そんな話聞いたことない。当時、南海ホークスと近鉄バファローズがあったのに》

 

《阪急も近鉄も南海も大阪に球団を持っていた時代だぞ》

 

《は？　今までの人生で周りに巨人ファンやそれ以外のファン何人もいたけど、誰1人虐められてなかったで》

 

　10月18日に放送された『news zero』（日本テレビ系）では、オリックスファンから阪神ファンの有働へのアピールとして、以下の3つが上げられた。

 

1、若手が育ちやすい環境　2、チームが明るく雰囲気◎　3、ファンに品がある

 

　だが、3つめの「ファンに品がある」には、SNSでこんなツッコミが。

 

《news zeroファンが語るオリックスの魅力「ファンに品がある」　オリックスと阪神をバチバチにしたいんやろか　完全にけんか売ってるみたいやん》

 

　1964年の阪神vs.南海以来の関西ダービ―に期待する声とともに、阪神vs.オリックスのファン同士のつばぜり合いも過熱しているようだ。

( SmartFLASH )