10月24日付で、旧ジャニーズ事務所から独立し、今後は個人で活動すると発表した「嵐」メンバーの二宮和也。
旧ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長(当時)、東山紀之、井ノ原快彦らが出席した9月7日の会見以降に心境変化があったとして、ファンクラブ向けの動画内で、二宮はこうコメントした。
「自分の活動にも多くの影響が起き始め、正直な話、僕も怖くなったし、不安な気持ちにもすごくなり、これからどうしていこうかなと考え始めました」
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悩んだ末の決断だったというが、発表されたのは24日深夜のことだった。
「ファンクラブ会員に対しては、更新があるとメールが送信される仕組みになっています。もう寝ようかと思っていた人々も多い時間帯に届いた『二宮和也より大切なお知らせ』という件名のメールで、動揺するファンも非常に多かった印象です」(芸能記者)
10月2日の2度めの会見以降、旧ジャニーズ事務所から独立を発表したのは、元「V6」の岡田准一に続いて、二宮で2人めだ。
今後も「再開するときはメンバーとして、活動を一緒にやっていく」と、嵐のメンバーであることを強調するコメントを残したが、ほかの4人が事務所に残った状態で、二宮だけが真っ先に事務所を離れることになった。
こうした決断に、過去の出来事を思い出したファンも多かったようだ。
《5人でお知らせがあると思ってた。智くんは映像に居なくてもメッセージで伝えるとか… だからニノの単独のお知らせはショック。コンサート中、結婚報告したのと同じような感覚》
《また先陣切ったね…結婚もそうだったけど、いかにも二宮らしいよ》
《ニノってなんでいっつも深夜に発表なの?結婚の時もそうだったよね、、確か》
《独立にしろ結婚にしろ、火の粉が被りそうなときにサラッと俺じゃあ1番先に行くわ、何とかなるよって出て行くイメージあるわ、ニノ》
こうした反応のなかに「結婚」のワードが出てくるのは、2019年11月の、二宮と元フリーアナウンサー女性との結婚発表が関係している。
「2019年1月、大野智さんの強い意志を受けて、嵐は、2020年末での活動休止を発表しました。そして、グループ結成20周年の節目だった2019年には、天皇陛下の御即位を祝う『国民祭典』への出席や、史上最大規模のアニバーサリーツアーをおこないました。
じつは、旧ジャニーズ事務所には “20周年ルール” と呼ばれる、デビュー20周年を迎えたタレントが結婚していくという慣例があり、そのとおりに二宮さんの前に岡田さん、国分太一さんなどが結婚発表しています。
たしかに、二宮さんも、この年に20周年を迎えたのですが、その結婚発表が、嵐のアニバーサリーツアーのまっただ中だったんです。二宮さんも、活動休止発表後から粘り強くメンバーと話し合い、全員が決断を尊重してくれたそうですが……」(前出・芸能記者)
この二宮の発表に対して、当時、一部のファンからは戸惑いや衝撃を受ける声があがっていた。
「誰しも結婚の自由がありますから、もちろん、二宮さんがいつ入籍したとして文句を言われる筋合いはありません。しかし、二宮さんの発表が、活動休止まで突っ走っている嵐に、水を差すような行為だと感じたファンも多かったようです。
その後、櫻井翔さん、相葉雅紀さんが、2021年9月、同時に結婚を発表しましたが、これは、嵐がテーマソングを務めることが決まっていたものの1年延期した東京五輪が終了した後のことでした。
そのため、今でも二宮さんと後の2人の発表を比べて、根に持つように批判する声がたびたびあがっているんです」(芸能ライター)
先陣を切る男には、困難がついて回るようだ――。
( SmartFLASH )