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唐橋ユミ『サンモニ』関口宏勇退で出演どうなる? “忖度”指摘にTBSは「特定の事務所に集中していない」

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.10.27 19:30FLASH編集部

唐橋ユミ『サンモニ』関口宏勇退で出演どうなる? “忖度”指摘にTBSは「特定の事務所に集中していない」

『サンデーモーニング』を勇退する関口宏(左)と去就が注目される唐橋ユミ

 

 10月20日、TBSテレビは同局の報道番組『サンデーモーニング(サンモニ)』で、放送開始から36年にわたって番組司会を務めている関口宏が、2024年3月末で勇退すると発表した。

 

 同時に、後任を元NHKで、フリーアナウンサーの膳場貴子が務めることも発表されている。

 

 関口や出演者が的外れな発言を残し、批判を浴びることも多かったが、近年でも好調な視聴率を残していた『サンモニ』。司会から関口が去った後の内容については、膳場が後任になると発表された以外は、まだほとんど明らかになっていない。

 

 

「膳場さんは現在、同局の『報道特集』メインキャスターを務めていますが、これについてはTBS側は『何も決まっておらず、未定』とコメントしていました。

 

 ほかに注目を集めているのは、『サンモニ』の常連出演者たちです。2004年からアシスタントを務め、もうひとりの“番組の顔”である唐橋ユミさんをはじめ、多くの出演者が、関口さんが会長を務める芸能事務所『三桂』の所属タレント。

 

 そのため、勇退する関口さんに続くように、『唐橋さんも出演しなくなるのではないか』との声も聞かれています」(テレビ局関係者)

 

 三桂は現在、50人近い所属タレントを抱えている。『サンモニ』では、唐橋とともにアシスタントを務める中西悠理、「週刊御意見番」のレギュラーである中西哲生、タケ小山が、いずれも三桂の所属だ。

 

 ほかにもコメンテーターとして、姜尚中氏、谷口真由美氏、涌井雅之氏、浅井慎平氏といった三桂所属の面々が、番組には頻繁に出演してきたのだ。

 

「こうした背景と、関口さんとTBSの深いつながりから、現在、旧ジャニーズ事務所の問題でたびたび口にされる“忖度”に近い案件になっていると、たびたび指摘されてきていました。

 

 一方で、TBSは旧ジャニーズ事務所の問題では、『報道1930』(BS-TBS)といった番組で、事務所からの圧力や、自局の忖度の有無を厳しく検証してきました。

 

 長年、続いてきた『サンモニ』の番組制作は、こうした姿勢と矛盾していると言われかねません」(芸能記者)

 

 そこで本誌は、『サンモニ』の番組制作についての見解をTBSに尋ねた。

 

 唐橋の今後の『サンモニ』出演を案じる声があがっていることについては「番組制作の過程については、従来お答えしておりません」と、明確な答えは得られなかった。

 

 一方で長年、出演者に三桂の所属タレントが多く、関口が会長を務めることからオファーが集中しているのか、との指摘については「専門領域を持ち、良識ある発言ができる人材を念頭に出演をお願いしており、特定の事務所に集中しているということはありません」と、疑問を否定する回答だった。

 

 今回、勇退が発表された80歳の関口だが、完全にTBSを離れるわけではない。

 

「2024年4月からは『サンモニ』と入れ替わるように、BS-TBSで新番組を担当することが発表されました。

 

 じつは、こうした“移籍”は、現在、TBSテレビ社長を務める佐々木卓氏が、2018年に就任して以降、おこなわれるようになりました。2021年4月改編では、30年以上続いていた『噂の! 東京マガジン』の地上波放送を終了させて、BS-TBSに移行。この際も、同番組の総合司会だった森本毅郎さんの高齢が理由でした。

 

 いまや、BS-TBSが“高齢司会者の終着駅”とも呼ぶべき状態になっているんです」(テレビ局関係者)

 

 長年にわたって、『わくわく動物ランド』『クイズ100人に聞きました』『関口宏の東京フレンドパークII』といった、TBSの人気番組で司会を務めたことから“TBSの帝王”とも呼ばれていた関口。

 

 まだまだ、その関係は続いていくようだ――。

( SmartFLASH )

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