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見取り図・リリーの絵本『おにたろう』に集まる感動の声 サイン会大盛況で「第2の西野亮廣」誕生か
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.10.30 18:10 最終更新日:2023.10.30 18:50
お笑い芸人、見取り図のリリーが描き、9月15日に発売された絵本『ももからうまれたおにたろう』(サンマーク出版)が売れているという。
「見取り図は、2007年5月にコンビ結成。『M-1グランプリ2020』(テレビ朝日系)でファイナルまで進み、3位となって以降、一気に全国ネットのテレビ番組への出演が増えました。特番のMCに起用されるなど、千鳥やかまいたちに次ぐ、関西発のお笑いスター芸人として快進撃が続いています。
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絵本の作者でボケ担当のリリーは、物怖じしない性格で交友関係も広く、ダウンタウン・松本人志やとんねるず・木梨憲武にもかわいがられていると聞きます。この絵本は、そんなリリーが2022年4月15日からテレビ朝日系で放送されている冠番組『見取り図じゃん』の企画から生まれた作品。美大出身で、美術の教員免許を持っているリリーが突然『絵本作家になる』と宣言し、しかも『3カ月で絵本を出版する』ということを目標に進めてきました。
同じくお笑い芸人で、映画化までされた大ヒット絵本『えんとつ町のプペル』を手がけたキングコング・西野亮廣(あきひろ)にアドバイスをもらいながら、リリーの出身地である岡山県が由来の昔話『桃太郎』から着想し、母子家庭で育ったリリーの生い立ちを映し出した『親子愛』がテーマとなっています」(芸能記者)
絵本は発売前から話題になり、7月27日におこなわれた予約サイン会には、告知もイベント当日の午前中、作品がまだ完成していない、という状態にもかかわらず、450人が来場。発売後の9月18日におこなわれたサイン会も大盛況だったという。
物語は、川に洗濯に行くはずのおばあさんが、病気で寝込んでしまうところからスタート。本来ならおばあさんに拾われるはずだった大きな桃は、誰にも拾われず川から海へ。そして流れ着いた先は、まさかの「鬼が島」だった――というものだ。本の感想を集めたサイトでは、
《お笑い芸人なので、ガタロー☆マンの「ももたろう」的な作品かと思いきや、愛の物語、感動作でした》
《え、可愛い。そして絵本としてもすごく良い。ももたろうの桃が鬼に拾われ、鬼に育てられたら?というストーリー》
《桃太郎という昔話を知ったうえで、教養がある上で読むことをどうしても求められる難しい扱いの本だと思います。自分で本を読もとすると桃太郎でも小学校低学年でも難しい子もいると思います》
リリーは、インタビューで次の目標について「いつか個展を開きたい」と語り、そのために、油絵などに取り組んでいるという。「第2の西野」誕生か?
( SmartFLASH )