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錦織一清、旧ジャニーズ問題言及で見せたバランス感覚「お許しいただけるなら、いいものだけ継いでいきたい」発言に称賛の嵐
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.10.30 19:20 最終更新日:2023.10.30 19:20
10月30日、「サンスポ」で、少年隊の錦織一清が、旧ジャニーズ事務所の性加害問題についてコメントし、話題を集めている。
11月から始まる舞台で、劇作家・つかこうへい作品で演出を務める錦織。サンスポの取材に「性加害は残念」と語りつつ、「ジャニーさんも、つかさんも恩師であるという事実は曲げられない」と心境を吐露。
「お許しいただけるのなら、もらった良いものだけは継いでいきたい。僕はやれることがこれしかないので。でも理解してもらうために時間がかかることは分かっている」と、苦しい胸の内を語っている。
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同じ少年隊のメンバーで、新社長に就任した東山紀之氏についても、「意を決したと思う。追い込まれていたんじゃないかな」と気遣ったという。
「性加害問題が明るみになってから、現役タレントや元タレントたちは、次々とこの問題に言及してきました。東山さんが『鬼畜の所業』と断罪したように、基本的には創業者・ジャニー喜多川氏を否定し、決別するような発言が大半です。
ジャニー喜多川氏の行為を省みれば当然のことではありますが、過去の『ジャニーさん』とのエピソードをまったくなかったことにする流れに、複雑な思いを抱くファンも多くいました。
そんななか、KinKiKidsの堂本光一さんは『自分が知っている彼と違ったりする部分もある』『今もずっと迷いと葛藤のなかにいる』などと悩む心境を赤裸々に明かし、共感を得てきました。
今回の錦織さんも、謙虚に各方面を気遣いながら、ジャニー氏を恩師と明言。いま言える精一杯の言葉を語り、さすがのバランス感覚を見せつけた印象です」(芸能記者)
錦織が、いまや外部の人間であることも、功を奏した。各方位に配慮しても、現役タレントがここまで発言するのはむずかしかったかもしれない。ニュースのコメント欄には、錦織の発言を称賛する声が相次いでいる。
《錦織さんの短いコメントだけど、全く無駄がなく、真意も伝わり本当に素晴らしいと感じました。やはりあの80年代に、誰もまだ見たことがないエンターテイメント「少年隊」は衝撃的でしたし、時代をいくつを越えても、その時代を築き上げた、錦織さんや植草さんの言葉は誰よりも力があるように思います》
《デリケートな問題に対して、言葉を慎重に選びながら仲間への思いやりも忘れていない非常に人間味溢れるコメントに、静かに感動してます。つらい時期を長く経験してきた方だけに、発する言葉がとても意味深く、心に響いてきました。錦織さん、苦労を糧に立派になられたんだなあと、アイドル時代を知っている身としては感慨一入です。》
《退所しているし、ヒガシや事務所にいる後輩達とは立場がもちろん違うけど、彼の性格上喜多川氏を全否定はしないと思ってた こんな雰囲気の世論の中でも、自分の気持ちを曲げないで、批判の的にもならないように気を遣ってコメントしたと思う あの役目を引き受けざる得なかったヒガシの立場も理解してる 頭いいな、ニッキは》
( SmartFLASH )