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二宮「月9」松潤「大河」ダブル「大爆死」で迫るジャニーズ主演ドラマ“終焉”への道 検証番組で語られた忖度の数々
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.10.31 17:37 最終更新日:2023.11.20 08:41
10月30日に放送されたドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(フジテレビ系)第4話の世帯平均視聴率は、5.6%だったことがわかった(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。
嵐の二宮和也と中谷美紀、大沢たかおのトリプル主演に加え、江口洋介、佐藤浩市など超豪華キャストが話題になったものの、10月9日放送の初回視聴率はまさかの7.8%。その後も、第2話5.5%、第3話5.35%と大苦戦。第4話は前回から0.3ポイント上昇したものの、これだけのキャストを揃えて6%にさえ届かないのだから、“大爆死”と言っていい惨状だ。
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「フジの『月9』枠で、これはあまりにひどい数字です。前クールの『真夏のシンデレラ』は全10回の平均視聴率が5.7%で、『月9』史上ワーストを記録しましたが、それさえ下回る可能性もあります。クリスマスイブの1日を描くドラマですが、業界内では早くも『この数字で、クリスマスまで持つのか』と話題になっています」(週刊誌記者)
本誌が実施した「がっかりした10月新ドラマ」のアンケート調査では、この『ONE DAY』がワースト1位になっている。
嵐メンバーの主演で、もうひとつ“大爆死”ドラマがある。松本潤のNHK大河『どうする家康』だ。
10月29日放送の第41話の世帯平均視聴率は10.1%。これまで10%に届かなかった回が4話あり、41話の平均視聴率は11.1%となっている。
歴代の大河ドラマで平均視聴率が最低だったのが、2019年の『いだてん~東京オリムピック噺~』で8.2%。それに次ぐのが、2012年『平清盛』と2015年『花燃ゆ』の12.0%。『どうする家康』はあと7話の放送がありそうだが、よほど高い数字を出さない限り、ワースト2位は確定という状況にある。
「『どうする家康』は、歴史を無理やりねじ曲げた脚本が不評なことに加え、松本潤の演技力にも疑問がもたれています。
こんなキャスティングがまかり通ったのも“ジャニーズ”だからですが、今後は、もう通用しません。フジ月9のほうも、状況は似たようなもの。もはやジャニーズで数字が取れる時代ではない。今後、旧ジャニーズのタレントの主演作は減っていくでしょう。おそらくこれは、ドラマ全体でいえることです。
テレビ各局は、旧ジャニーズ事務所から圧力を受けていたことや、忖度があったことを認めており、それがなくなったいま、どうなるかは言うまでもありません」(同前)
10月21日に放送された『フジテレビ批評特別版』では、旧ジャニーズ事務所に関する社内調査結果を報告。「ジャニーズ主役のドラマでは、他社のイケメングループのキャスティングを避けたり、また事務所を辞めた人はキャスティングしないほうがいいのではないかという考えがあった」という、元制作幹部の証言などを紹介している。これからは、演技力が正当に評価される時代になってほしいものだ。
( SmartFLASH )