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【ライバル局員が選んだ『紅白』ベストメンバー】白組1位はダントツのサザン、2位は矢沢…出てほしくない筆頭は「35回出場」の大ベテラン

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.11.02 06:00FLASH編集部

【ライバル局員が選んだ『紅白』ベストメンバー】白組1位はダントツのサザン、2位は矢沢…出てほしくない筆頭は「35回出場」の大ベテラン

6月に45周年を迎えたサザンオールスターズ。40周年の2018年には、特別企画枠「究極の大トリ」として出演しただけに期待が高まる(写真・小山伸正)

 

 例年以上に注目を集めている、2023年の『NHK紅白歌合戦』。というのも、旧ジャニーズ事務所の性加害問題が浮上し、同事務所所属タレントの出場の是非をめぐって、さまざまな論争が繰り広げられているためだ。

 

 毎年5、6組のタレントが “ジャニ枠” として出場していたが、今年はその枠が激減、場合によってはゼロもあるといわれている。

 

 旧ジャニーズの問題だけでなく、「出場者が有力事務所に偏っている」「K-POP系が多すぎる」「演歌は必要なの?」などなど、毎年のように議論が巻き起こる『紅白』だが、ライバルの民放局やラジオの制作者たちはどう考えているのだろうか。

 

 

 本誌は今回、大手広告代理店が実施した「本当に『紅白』に出てほしいアーティスト」の結果を入手。アンケートは、在京の民放テレビ局やラジオ局の音楽番組スタッフ、そして広告代理店のCM制作者など、計100名を対象におこなわれたもの。

 

 では、プロが選ぶ歌手を白組を見てみよう。

 

■圧倒的な支持を得たサザンオールスターズ

 

 1位はサザンオールスターズ。1979年に初出場したが、意外と出場回数は少なく、2018年が5度め。寄せられた意見を見ると、

 

「なんといっても『国民的バンド』。今年がデビュー45周年で、シングルも出した。出れば話題になること必至」

 

「選考基準の “今年の活躍” “世論の支持” に合致している」

 

 などがあった。

 

 2位は矢沢永吉。2009年と2012年に出演しているものの、いずれもゲスト扱いで、正式な出場はしていない。

 

「多くのアーティストがリスペクトする存在。矢沢さんが出ることで、これまで出なかった人も出てくれるようになるかも」

 

 3位はスピッツ。意外なことに、出場は一度もない。2019年の朝ドラ主題歌を担当したときは出場確実と見られていたが……。

 

「音楽性が高く、実力もある。幅広い世代から支持されるはず」

 

 4位はCOMPLEX(吉川晃司&布袋寅泰)。吉川は1985年、布袋は2021年にそれぞれ個人で出場している。

 

「お二人ともまだ現役バリバリですが、元気なうちに伝説のロックユニット再結成を見たい」

 

 5位は米津玄師。

 

「CDセールス、コンサート、MV再生回数など、どれを取ってもトップランナー」

 

 出場は2018年の1回のみだが……。

 

 9位にはアリス。10月8日に谷村新司さんが亡くなった。

 

「追悼の意味も込めて。谷村さんだけでなく、今年は亡くなられた歌手も多いので、何か企画があればいいと思う」

 

■出てほしくない歌手に郷ひろみ

 

 じつは今回の調査で、「出てほしくないアーティスト」についても聞いている。そこで名前が挙がったのが、35回の出場を誇る郷ひろみだ。

 

「今年出れば、1年ごとに歌ってる『2億4千万の瞳』なんだろうけど、正直もう飽きてる」と辛辣な声が。

 

 今年の『紅白』のテーマは「ボーダレス」ということで、コラボやサプライズ出演が増えるとNHK関係者は明かす。

 

「『紅白』の世帯視聴率の目標は40パーセント。今年はK-POPとJ-POPのコラボや、テーマに合わせて、紅組でも白組でもない “特別出場枠” でのサプライズ出演が増えるとみられています」

 

 今年はどんな顔ぶれになり、誰がトリを務めるのか。出場者の発表は、11月中旬になる見込みだ。

( 週刊FLASH 2023年11月14日号 )

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