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石田ゆり子、朝ドラ「初出演」でわかった「母親役」の重要性 ヒロイン以上の露出期間に不可欠な人気と実力

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.11.04 20:04FLASH編集部

石田ゆり子、朝ドラ「初出演」でわかった「母親役」の重要性 ヒロイン以上の露出期間に不可欠な人気と実力

“ドールチーク” で若々しく見える石田ゆり子

 

 10月26日、女優の石田ゆり子が、2024年4月から始まるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『虎に翼』の出演者取材会に出席した。

 

「 同作は110作めの朝ドラで、日本初の女性弁護士で、後に裁判官になる主人公・猪爪寅子(ともこ)を、伊藤紗莉(さいり)さんが演じます。石田さんは、寅子の母・はる役での出演となります。はるは、料理と整理・整頓が得意で、家計も家事も完璧に管理するしっかり者。つねに現実的で、寅子には早く結婚してほしいと思っていて、夢を語る寅子に厳しいアドバイスすることも。

 

 石田さんは取材会で、朝ドラへの出演が決まったときを振り返り、『子どものころからずーっと家族で見ていて、家族の暮らしとともにあるというか、いろいろな番組のテーマ曲を聴くだけで、そのときの空気がよみがえるような存在なので、たいへんうれしかったです』とコメントしました」(芸能記者)

 

 

 続いて石田は、若いころに何度も朝ドラヒロインのオーディションを受け、落ち続けてきたというエピソードを披露。「ついに来たのが、お母さんの役というのがまた、私にはこういう感じが合っているんだなって」と、念願の朝ドラ初出演が「母親役」となったことを、感慨深そうに語った。

 

「石田さんの女優デビューは、1988年のドラマ『海の群星』(NHK)、初主演作は1993年放送の『彼女の嫌いな彼女』(日本テレビ系)で、その後、『美味しんぼ』(フジテレビ系)や『静かなるドン』(日本テレビ系)に出演するなど“漫画実写化ドラマ”の定番女優として活躍していたこともあります。

 

 そんな彼女にとって、女優としての転機になった作品が、1997年に出演したドラマ『不機嫌な果実』(TBS系)でしょう。この作品で、不倫にのめりこんでいく女性を体当たり演技で演じきった石田さんは、ナレーションやエッセイなどで活躍する場を広げました。1999年には長年所属していた事務所を離れ、女優で妹の石田ひかりさんとともに新事務所を設立しました。現在も社長を務めており、実業家としての一面も持っています」(前出・芸能記者)

 

 妹・ひかりは、1992年に放送されて大ヒットした朝ドラ『ひらり』で、ヒロインを務めている。姉のゆり子が朝ドラ初出演というのは、意外な感じもするが……。

 

「じつは近年、朝ドラで注目されているのが、ヒロインの『母親役』なんです。現在放送中の、趣里さんがヒロインを務める朝ドラ『ブギウギ』でも、彼女の母親役で出演している水川あさみさんの演技が視聴者から絶賛されています。『あさが来た』では寺島しのぶさん、『エール』では薬師丸ひろ子さん、『おかえりモネ』では鈴木京香さん、『ちむどんどん』では仲間由紀恵さんなど、錚々たるメンバーが母親役を務めています。

 

 朝ドラのヒロインは幼少期、少女期と、数人の女優さんが演じることがありますが、母親役はだいたい、ひとりの女優さんが演じ、ヒロインよりも出演している期間も長くなります。人気と実力がないと務まらない役なんです」(前出・芸能記者)

 

 石田ゆり子の母親役抜擢は、ヒロイン級の「白羽の矢」だったというわけだ。

( SmartFLASH )

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