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【500人に聞いた】なぜ選ばれたのか疑問すぎる新語・流行語大賞 3位は「毒まんじゅう」2位は「おっはー」1位は?

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.11.10 19:50 最終更新日:2024.03.05 15:51

【500人に聞いた】なぜ選ばれたのか疑問すぎる新語・流行語大賞 3位は「毒まんじゅう」2位は「おっはー」1位は?

「2014ユーキャン新語・流行語大賞」は「ダメよ~ダメダメ」だった(写真・時事通信)

 

 11月2日、「ユーキャン新語・流行語大賞」の候補が発表された。社会問題からエンタメ、スポーツなど、今年も幅広いジャンルの言葉が選出されている。

 

 今年のノミネート30語には、「新しい学校のリーダーズ」「推しの子」「ひき肉です/ちょんまげ小僧」など、SNSでバズって話題を呼んだワードもあれば、「エッフェル姉さん」「NGリスト/ジャニーズ問題」など、物議を醸したテーマも登場。スポーツからは、WBCでヌートバーが披露した「ペッパーミルパフォーマンス」や、阪神の18年ぶりの「アレ」がノミネートされている。

 

 

 2022年の年間大賞に輝いたのは、王貞治超えのシーズン56本塁打、史上最年少での三冠王を達成したヤクルト・村上宗隆選手の「村神様」。このほか、トップテンには「きつねダンス」や「宗教2世」「知らんけど」などが選ばれた。

 

 新語・流行語大賞のトップテンは毎年12月1日に発表される。どの言葉が大賞を取るのか見ものだが、毎年のように上がるのが、「なぜこんな言葉が受賞したのか?」という疑問の声だ。ノミネートされる言葉のジャンルが広いとはいえ、「その年流行した」とは言い難い言葉が受賞することに、違和感を覚える人は多いようだ。

 

 そこで、本誌は、全国の30代以上の男女500人に、2000年から2022年までの流行語大賞のなかで、「なぜ選ばれたのかわからない」と思う言葉を一つ選んでもらい、その理由を調査した。すると、こんな結果が返ってきた。

 

【第5位】トリプルスリー(柳田悠岐・山田哲人):29票
 2015年。プロ野球でソフトバンク柳田悠岐選手と、ヤクルト山田哲人選手が達成した、打率3割・ホームラン30本・盗塁30回以上の記録「トリプルスリー」が選ばれた。

 

「プロ野球にそれほど興味がなかったので、そんなにはやっている実感がなかった。周りでも使っている人がまったくおらず、報道で初めて知った」(50代女性・専業主婦)
「野球を見ていない人にはさっぱり馴染みのない言葉だった」(40代女性・専門職)
「ただの野球用語だし、はやってた印象もなかった」(30代男性・会社勤務)
「野球界だけの話で、盛り上がった記憶がない」(40代男性・無職)

 

【第4位】タマちゃん(佐々木裕司さん・黒住祐子):32票
 2002年。多摩川で発見されたアゴヒゲアザラシ「タマちゃん」には、当時大勢の見物客が集まり話題を呼んだ。アザラシを発見し、撮影した動画をテレビ局に持ち込んだ佐々木裕司さんと、『スーパーニュース』(フジテレビ系)のレポーターで「タマちゃん」を命名した黒住祐子が受賞した。

 

「インパクトのない言葉で、今思えばなぜ選ばれたのか、記憶に残っていない」(50代女性・専業主婦)
「周囲の反応も、あまり関心・興味がないようだった。どんなことだったかも覚えていない」(70代女性・無職)
「はやり言葉ではないでしょう」(50代男性・公務員)
「選ばれたこともはやったことも知らなかったから」(40代女性・契約社員)
「たしかに話題にはなったが、多摩川のタマちゃん以外に使い道がなかったし、使った人を見たことがなかった」(50代男性・会社勤務)

 

【第3位】毒まんじゅう(野中広務):40票
 2003年。9月の自民党総裁選で、故・野中広務元幹事長が、小泉純一郎首相支持に回った政治家を非難する際、「毒まんじゅうを食らったのではないか」と発言した。

 

「毒という言葉がなんとなく嫌な感じがした」(50代女性・パート)
「誰もそれまで使ったこともなかったのに、突如として現れた言葉だったから意味不明だった。周りの友達もナニコレ?状態だったと話していた」(30代女性・会社勤務)
「周りで言っている人は聞いたことがなかったし、今でも意味がわからない」(70代女性・専業主婦)
「聞いていて気分が悪い。周りの人もあえて使わなかった」(70代女性・専業主婦)
「全然どんな内容だったか思い出せない」(30代男性・パート)

 

【第2位】おっはー(慎吾ママ):43票
 2000年。『おはスタ』(テレビ東京系)で使われていた「おはよう」を短くした「おっはー」というあいさつを、元SMAPの香取慎吾扮するキャラ「慎吾ママ」が、『サタ☆スマ』(フジテレビ系)で使いだし、広く知られるように。

 

「日本語の簡略化を好む若者に疑問を感じる」(70代女性・専業主婦)
「恥ずかしながら、初めて聞きました。馬鹿馬鹿しい!こんなのが流行語で選択されるとは!日本人も教養がなくなってきたと感じました。私の周囲では、そんな言葉が話題になったと耳にしたことはありません」(60代女性・専業主婦)
「周りで聞いたことがない」(60代男性・契約社員)
「使い方を知らない人が多かった」(50代女性・会社勤務)
「そんなに流行していると思ったことがない」(30代男性・公務員)

 

【第1位】村神様(村上宗隆):53票
 2022年。プロ野球史上最年少で三冠王、日本選手最多56本塁打など、大活躍を見せたヤクルト村上宗隆選手をたたえる呼び方。

 

「普段から野球は見るし、友人と話もするが、流行語大賞候補が出るまで誰も使っていなかったし、そもそも存在すら知らなかったから」(30代男性・会社勤務)
「野球に興味がなくて、昨年の流行語がこれだと先日初めて知ったくらい聞き馴染みがなかった」(40代女性・パート)
「読みが同じだけで、なぜ偉いように捉えられるのか疑問だった」(30代男性・パート)
「聞いたことがないし、周りで使っている人もいなかった」(60代女性・パート)

 

・6位:グ~!(エド・はるみ)23票
・7位:小泉語録(小泉純一郎)22票
・8位:集団的自衛権(受賞者辞退)21票
・8位:そだねー(ロコ・ソラーレ)21票
・10位:ダメよ~ダメダメ(日本エレキテル連合)18票
・11位:品格(藤原正彦)17票
・12位:政権交代(鳩山由紀夫)12票
・12位:神ってる(緒方孝市・鈴木誠也)12票
・14位:ゲゲゲの~(武良布枝)11票
・15位:IT革命(木下斉)10票
・15位:W杯(坂本休)10票
・15位:想定内・外(堀江貴文)10票
・15位:今でしょ!(林修)10票
・15位:3密(小池百合子)10票

 

(以下省略)

( SmartFLASH )

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