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「アリバイ作っただけの薄い内容」テレ朝ジャニーズ問題検証番組に酷評の嵐「Mステはスルー」「街録垂れ流し」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.11.12 14:28 最終更新日:2023.11.12 14:38

「アリバイ作っただけの薄い内容」テレ朝ジャニーズ問題検証番組に酷評の嵐「Mステはスルー」「街録垂れ流し」

東山がMCを務めていた『サンデーLIVE!!』でもスルーが続いた

 

 11月12日、テレビ朝日は旧ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題をうけ、検証番組を放送した。これでようやく、NHKと民放各局の検証番組が出揃ったことになる。

 

 テレ朝の検証番組は、大下容子アナウンサーと小木逸平アナウンサーが進行した。局員ら103人に聞き取り調査をおこなった。

 

 

 ジャニー氏の性加害について、制作現場では「噂程度で重く受け止めていなかった」といった声があったという。事務所への忖度についても「配慮があったことは事実」「忖度したことはある。他の事務所の男性アイドルグループを出そうとすると、気にするだろうなと」といった証言が集まっている。

 

 コンテンツ編成局長は「旧ジャニーズ事務所のキャスティングは、上層部や編成幹部が動くことが多くなっていた。テレビ朝日社内において、旧ジャニーズ事務所は神経を使う事務所であるという雰囲気が醸成された」とコメント。常務取締役の西新氏は「我々のエンターテインメントの空気が、報道局にも影響を与えたとするならば、猛省すべきことと考えております」と語っている。

 

「テレ朝は民放各局のなかでも旧ジャニーズ枠のある番組が多く、長らく “蜜月” が続いてきたのは周知の事実です。事務所の問題が報じられるようになってからも、テレ朝は東山紀之さんがMCを務めていた『サンデーLIVE!!』で報道をスルーし続け、厳しい視線が集まっていました。

 

 各局が検証番組を出した以上、テレ朝だけやらないという選択肢は取れなかったのでしょう。しかし、番組では事務所への忖度を一部認めたものの、経緯のまとめや街頭インタビューを垂れ流して尺を取るなど、必要性に欠ける要素が多く、全体的に薄い内容という印象でした」(芸能記者)

 

 テレビ朝日は、1986年放送開始の『ミュージックステーション』にほぼ毎週ジャニーズタレントが出演。1998年にはJr.にとって初のゴールデン枠のレギュラー番組となる『8時だJ』が放送され、一時はテレ朝局内にジャニーズのリハーサル室が置かれていた。だが、検証番組では『Mステ』での忖度について細かく触れられることはなく、リハ室の存在についても具体的に語られなかった。

 

 旧ジャニーズ事務所に所属していた志賀泰伸さんが、かつてのテレ朝局内のリハ室で性加害を受けたという報道に対し、番組内では「当時のスタッフにはまったく認識がないということでした。当該施設でそのような性加害があったとすれば大変遺憾です」と説明。約30年前のことで当時の関係者の多くは亡くなっており、事実関係の確認は困難としている。

 

 自社に対する追及が薄く、なにをもって「検証番組」としたのかよくわからない構成に、SNSでは酷評の嵐となっている。

 

《予想通りだったなぁ うちも検証したからね!というアリバイ作っただけの薄い内容1時間もかけて他局と同じようなことやっただけ》

 

《テレ朝のジャニーズ検証番組、検証というより問題の振り返り的内容で時間を使って誤魔化してる感凄いな。検証番組すらまともに作れなくなったのかと心配になるレベルに内容が薄い。》

 

《テレ朝旧ジャニーズ問題を見てるんだが薄いなー事実確認も対策も「知ってるよ」「そりゃそうよ」ばかりでぺらっぺら。「放送することに意義がある」のかもしれないけど…。》

 

《あの程度の検証ならやらなきゃよかったのに。肝心なところには言及しないし。旧ジャニーズの最初の会見で名指しされてたのに。》

( SmartFLASH )

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