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『紅白歌合戦』初出場13組で注目は…二宮和也は盟友Mrs.GREEN APPLEの参加に「皆ぶち上がろうぜ」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.11.13 21:00 最終更新日:2024.06.14 20:12
11月13日、NHKは大晦日恒例の「第74回紅白歌合戦」の出場歌手44組を発表した。
初出場は13組で、紅組からは「新しい学校のリーダーズ」「Ado」「ano」「伊藤蘭」「MISAMO」の5組が、白組からは「大泉洋」「キタニタツヤ」「すとぷり」「Stray Kids」「SEVENTEEN」「10-FEET」「MAN WITH A MISSION」「Mrs.GREEN APPLE」の8組が登場する。
旧ジャニーズ事務所(SMILE-UP.)所属のタレントは1組も含まれなかった。旧ジャニーズ事務所からの出演者がゼロになるのは、1979年以来、44年ぶりとなる。
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「Stray Kids」「SEVENTEEN」は韓国のグループだ。「MISAMO」は韓国発の多国籍グループ「TWICE」に属する日本人3人組。このほか「LE SSERAFIM」含め、4組が韓国勢となる。
出演者の発表を受け、すぐに反応したのが嵐の二宮和也だ。二宮は「X」(旧Twitter)に、
《あぁ、なんて素敵な日だ。私の友人達が大晦日の大舞台に…狭い広い世界で奇跡歌え。皆ぶち上がろうぜよ》
と投稿。《狭い広い世界で奇跡歌え》とは、Mrs.GREEN APPLEの8枚目のシングル『僕のこと』の歌詞になぞらえたものだ。二宮とMrs.GREEN APPLEの交友関係は有名で、二宮主演の映画『ラーゲリより愛を込めて』の主題歌『Soranji』も同グループが担当している。
「X」では、参加者について、
《紅白出場歌手が発表され予想通りジャニーズは排除されK-Popが増えた。これがNHKがやりたかったこと。国民の受信料で成り立つNHKがK-Popに力を入れ国民のお金が国外へ流れていく》
《紅白の出場歌手改めて見ても韓国系多いよな YOASOBIとAdoとキタニタツヤとミセス出すのはエエんやけど、ジャニ無いにしても米津とAimerは? 韓国系アイドルも良いところはあるやろけど、紅白歌合戦って日本の歌番組やろ?》
《紅白歌合戦出場歌手発表。旧ジャニーズが不在なことより、「大泉洋(初)」に違和感》
などと嘆く声が数多く投稿されている。
初参加者のラインナップを見て、芸能記者がこう話す。
「旧ジャニーズ事務所からの出場者がいないのは、やはり迫力に欠けますね。今年の活躍ぶり、人気ぶりからして、SnowManが出場しないのはありえません。9年ぶりの出場が注目されていた中森明菜さんの名前もなく、大きな目玉となるアーティストは不在です。
とはいえ、NHKは視聴者にある程度、満足してもらえる人選をしたという印象を受けます。
まず、若い世代が支持している歌手を出場させていますね。たとえばAdoは、顔を出さない活動スタイルのため、会場で歌うのか、別会場からの中継なのか、それとも録画出演となるのか注目です。
逆に、伊藤蘭さんは、1977年に『キャンディーズ』のランちゃんとして出演して以来46年ぶりの登場です。50歳以上の視聴者は楽しみでしょう。現在、長女の趣里さんが同局の連続テレビ小説『ブキウギ』に笠置シヅ子役として出演中ですから、親子共演も期待されます。
京都のロックバンド10-FEETは、『第ゼロ感』がアニメ映画『スラムダンク』のエンディング曲に抜擢され、社会現象にもなっています。
旧ジャニーズのグループが、故ジャニー喜多川氏による性加害問題の影響を受けて軒並み落選となったわけで、その穴を埋めるために韓国勢の出演が多くなったのは順当といえば順当です。韓国人アイドルグループは世界規模の人気ですから、視聴率を維持する狙いがあるのでしょう。
TWICEの日本人メンバー3人によるユニットMISAMOは、NHKの音楽番組『Venue101』で特集が組まれるなど、NHKも活動に注目していたようなので、こちらも出場は順当でしょう。
出場メンバーを見る限り、それなりに楽しめるものにはなるでしょうが、視聴率に関しては期待できそうもありません。実家に帰省して、テレビをつけっぱなしにしながら、片手間のような感じで見るのがちょうどよさそうです」
しばしばオワコンと言われる紅白歌合戦。今年はこの布陣で巻き返しできるか。
( SmartFLASH )