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小山慶一郎、宝塚パワハラに「誰も止められなかったのが恐ろしい」発言も支持得られず「あなたが言うことじゃない」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.11.17 17:45 最終更新日:2023.11.17 17:45
小山は11月16日午後、大阪MBSの情報番組『よんチャンTV』に生出演。9月に宝塚歌劇団員が転落死した事件について言及した。
番組では、かつて宝塚に在籍していた女性から送られてきたメールを紹介。
「タップシューズを顔面に向かって投げられた」
「謝り続けることで過呼吸になり、救急車で運ばれた同級生がいた」
「厳しい指導で制服が涙と鼻水で汚れても、拭くことさえ許されなかった」
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など、上級生から受けた厳しすぎる指導の数々が綴られていた。そして、自分たちが上級生になったとき、後輩への厳しい指導をやめようと試みたものの、学校関係者から「きちんと指導しないと、伝統は守られない」と、後輩への厳しい指導を強制されたという。
まさにパワハラを超えた衝撃的な内容で、過剰な指導が組織的におこなわれてきたことを伺わせるものだった。
これについて小山は、
「これは先輩も後輩も気づけない環境に追いやられていたというか……その環境が、誰も止められなかったのが恐ろしい」
と深刻な表情でコメントしたのだが――この発言がSNSで物議を醸しているのだ。
《旧ジャニーズ事務所の小山くんが宝塚問題についてコメントしてるけど…ダブスタにしか思えなくてモヤモヤする》
《正論だとしても、今、ジャ○ーズ所属の貴方が言うことじゃない》
《う〜ん、宝塚関係者も「お前が言うな」って思ってるだろうな》
《小山君、度胸凄いな》
など、小山のいう「誰も止められなかった環境」が、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)にも言えるのではないか、と指摘する声が多数ある。
「宝塚はいままさに “第2のジャニーズ” になりつつあります。宝塚歌劇団は、11月14日に記者会見を開きましたが、『いじめやハラスメントは確認できなかった』とし、猛批判を浴びています。
木場健之理事長は『大切なご家族を守れなかった』と遺族に謝罪し、辞任を表明しているものの、騒動は収まりそうにありません。
歌劇団は、亡くなった劇団員が所属していた宙組公演を全日程で中止。さらに12月21・22日に予定されていた梅田芸術劇場での『タカラヅカスペシャル2023』も中止しました。
一方で、いったんは中止が発表された雪組の公演は、12月1日から実施すると発表しています。批判を浴びることは必至でしょう」(週刊誌記者)
11月15日、日本外国特派員協会で会見をおこなった北野武(ビートたけし)は、日本のエンタテインメント業界について「今はその入れ替え時」と指摘している。
6月には「猿之助事件」によって、歌舞伎界の世間離れした慣習も浮き彫りになったばかり。たけしの言うとおり、いまはエンタメの転換期なのかもしれない。
( SmartFLASH )