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『愛は勝つ』KANさん死去に有名人の追悼相次ぐ…aikoは「後頭部を追って歌い続けます」ダイアモンド☆ユカイは「沢山の夢を有り難う」

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.11.18 06:00FLASH編集部

『愛は勝つ』KANさん死去に有名人の追悼相次ぐ…aikoは「後頭部を追って歌い続けます」ダイアモンド☆ユカイは「沢山の夢を有り難う」

 

 CDシングルの売り上げが200万枚を超えた『愛は勝つ』(1990年)で知られるシンガー・ソングライターKAN(本名・木村和=きむらかん)さんが、11月12日に死去していたことがわかった。61歳だった。

 

 11月17日、所属事務所が公式ホームページで「御報告」として、
《令和5年11月12日午後6時29分に永眠いたしました》とKANさんの死去を報告。

 

 

 さらに、《今年『メッケル憩室(けいしつ)癌』と診断され、3月より療養生活に入り、入退院を繰り返しながら活動再開に向けて治療に励んでいた10月には、留学したこともある想い出の地フランス・パリを訪れ、最後まで復帰への想いは途切れることはありませんでした》などと明かした。

 

「『メッケル憩室がん』は非常に珍しいがんで、KANさんは2023年3月に罹患を公表。療養生活を続けるかたわら、自身がパーソナリティーをつとめるラジオ番組には出演を続けていました。

 

「X」にもたびたび近況を投稿していて、9月には61歳になった報告、10月にはパリを訪れた様子などを投稿。亡くなる5日前までXに投稿していました」(芸能ライター)

 

《The Beatles【NOW AND THEN】(Official Music Video)やっと観た!やぁ・・・、いろんなことが素晴らしぎて書き尽くせない。エンディングも美しいですね。》

 

 11月7日の、このビートルズの新曲についてのポストが、KANさんの最後の投稿となった。そんなKANさんの死に、SNS上は悲しみの声で埋め尽くされた。

 

《病気のことは知っていたけどまだ早いよ。悲しいよ。ありがとうございました、KANさん》

 

《KANちゃんまだ早いよ…歌も飄々とした雰囲気でのおしゃべりも大好きだったんだよ。お別れ嫌だよ。》

 

 KANさんの影響を公言していたミュージシャンは多く、シンガーソングライターのaiko(47)は、17日にXを更新。KANさんが2000年代前半にフランス移住していたことを引き合いに、

 

《KANちゃんは「俺ってファンのみんなにとってバッキバキのアイドルじゃん?」と最後までファンのみなさんの事を考えていました。私はKANちゃんはまたフランスに行ったんやと思っています。永遠のアイドルのKANちゃん、たまに遊びに来てね。これからも大好きなKANちゃんの後頭部を追って歌い続けます》

 

 と謹んだ。

 

 ロックシンガーのダイアモンド☆ユカイ(61)は、同じくXで

 

《ビートルズが大好きで同い年のミュージシャンだったから親近感があった。早すぎるよ。沢山の夢を有り難う。ご冥福をお祈り致します》

 

 と投稿。また、同じ福岡出身で幼少期から親交があったというシンガーソングライターのASKA(65)は、公式サイトに追悼文を掲載。そのなかで、

 

《KANの「『愛は勝つ』のような曲を作りたい」で、完成したのが「SAY YES」でした。 なので、KANがいなかったら「SAY YES」は生まれてなかった》

 

 との逸話を明かしていた。

 

 SNSでは、このほか《何なんだよ今年は…KANさんまで旅立っちゃった ちくしょう…みんな逝くの早い…》との投稿もあった。実は、2023年はミュージシャンの訃報が相次いでいるのだ。

 

 一例をあげれば、

 

・高橋幸宏さん(1月11日、享年70)
・鮎川誠さん(1月29日、享年74)
・坂本龍一さん(3月28日、享年71)
・谷村新司さん(10月8日、享年74)
・もんたよしのりさん(10月18日、享年72)
・「BUCK-TICK」櫻井敦司さん(10月19日、享年57)
・「X JAPAN」HEATHさん(10月29日、55歳)
・大橋純子さん(11月9日、享年73)

 

 といった具合だ。

 

 かつて「いい曲に先輩も後輩もありません」と語っていたKANさん。天国で、他のミュージシャンたちとセッションをしていることだろう。

( SmartFLASH )

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