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かまいたち、東京進出当時は「番組でしばしばカット」千鳥ノブにアドバイスもらうも最初は大失敗

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.11.27 11:00 最終更新日:2023.11.27 11:00

かまいたち、東京進出当時は「番組でしばしばカット」千鳥ノブにアドバイスもらうも最初は大失敗

 

 11月23日の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で、「東京に出てきたいけど芸人 その後…」が放送されました。

 

 2012年2月に放送された前回の『東京に出てきたいけど芸人』と同じメンバーの、千鳥、テンダラー、シャンプーハット、ダイアン、かまいたちが出演。メンバーは11年前の収録時の失敗を反省していました。

 

 なかでも、かまいたち・山内健司さんと濱家隆一さんの失敗はインパクト大でした。

 

 

 同番組の前回の収録で、山内さんは、過去にネタ番組で漫才をやったときの失敗談を話していました。漫才のなかで山内さんが急に中国人のような片言の日本語をしゃべって、濱家さんが「なんで急に片言やねん!」とツッコむネタがあったんです。

 

 しかし、山内さんは本番で緊張して流暢に日本語をしゃべってしまい、濱家さんもまた緊張して、流暢にしゃべっている山内さんに「なんで片言やねん!」とツッコんでしまいました。

 

 ここまでは失敗したエピソードとして、当時の山内さんのトークはウケていました。しかし、山内さんのトークのあと、濱家さんもしゃべっていたのですが、その部分は放送でカットされました。そのカットされた映像が衝撃的だったのです。

 

 その映像では、濱家さんが身振り手振りをつけながら1分ほどトークしているのですが、何をしゃべっているのか一切聞き取れないのです。それを見たスタジオメンバーは、その日いちばんの大爆笑でした。

 

 筆者は以前、かまいたちが東京進出して1年ほどたった頃にお話を伺っています。

 

 山内さんは東京進出した当時、先に東京に来ていた千鳥・ノブさんにアドバイスをもらっていたそうです。

 

山内「ノブさんからは『(東京の)番組に呼ばれたときに、普通にこなしても同じぐらいの芸人がいっぱいいるから印象に残らないので、かなり大振りしたぐらいでちょうどいい』と言われまして。

 

 ノブさんは最初、そこそこできるやつレベルでやっていたそうです。そうしたら、全然調子がよくなくて、『おもいっきり行きだしてからのほうがよかったから、ダメだったらダメで、大阪に戻るぐらいの感覚でいいんちゃう』と言ってくれました』

 

「大振りしたぐらいでちょうどいい」というノブさんのアドバイスをもらったあと、山内さんは、とある東京の番組に呼ばれたそうです。

 

山内「僕らは大阪で、ボケる番組しか出てなかったんですよ。だから、最初のころは、ボケを求められていない動物番組に呼んでもらったときにも、かわいい動物のVTRを見たあとに、僕がエドはるみさんのギャグで『いや~今のペット、グ~ググ~ググ~ググ~コー!』ってやったんです。

 

 そしたら薬丸(裕英)さんに『どうした? どうした?』って驚かれて、全カットでした(笑)」

 

 そんなかまいたちも、いまでは東京のゴールデン帯で番組MCを任される存在に。東京進出から5年。お2人の成長速度は半端ないですね。

インタビューマン山下

1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。

( SmartFLASH )

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