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「ジャニーズ番組に堕ちた」「打ち切りでいい」トラブル続きの『24時間テレビ』に厳しい声…読売テレビは同日報道の「製作費着服」受け番組休止へ

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.11.30 18:11FLASH編集部

「ジャニーズ番組に堕ちた」「打ち切りでいい」トラブル続きの『24時間テレビ』に厳しい声…読売テレビは同日報道の「製作費着服」受け番組休止へ

羽鳥慎一も怒りを露わに

 

《もう打ち切りでいいよ。偽善すらやらないチャリティ番組に何の価値もない》

 

《特にここ十数年は、ジャニーズの為の番組にまで堕ちてしまいました。今回の件については弁解の余地の無い犯罪ですが、24時間テレビがチャリティー番組であったのは初期のみ。現在は利益を追求する普通の番組、と言うよりチャリティーを偽装した悪質な番組だと思いますが。》

 

 

《日本赤十字社やきちんとした団体に直で寄付したほうがいいです》

 

 11月28日、日本テレビ系列のテレビ局「日本海テレビ」元幹部社員が、日テレ系チャリティー番組『24時間テレビ』の売上金や寄付金を着服していたことが分かった。このニュースは大々的に報じられ、番組コンセプトの根幹を揺るがしている。冒頭の声は、『24時間テレビ』に向けられたネット上での厳しい言葉だーー。

 

 日本海テレビの発表によれば、幹部社員は同社の売上金など総額1178万2575円を着服。うち264万6020円は、『24時間テレビ』に寄せられた寄付金だったという。

 

 幹部社員は「2014年当時、親族のために金を用立てる必要があった」と話しているというが、同社は「後輩らを連れてよく飲み歩き、スロットも好きだったといい、こうした金に使ったと、弊社は見ています」ともつづっていた。

 

 期間は10年間にもわたり、同社は27日付で社員を懲戒解雇している。そのうえで、《弊社は責任をもって保管すべき皆様の浄財が着服されるのを10年間、見落としてしまいました》として、《皆様に深くおわび申し上げます》と謝罪している。

 

「24時間テレビについては、かねてから存続に関して否定的な声が多い。

 

 ヤラセ疑惑や出演者の高額ギャラ問題……さらには旧ジャニーズ事務所のタレントを毎年起用。2023年は同事務所の問題が浮き彫りになっただけに、さらなる批判が起こったのです」(週刊誌記者)

 

 過去に日本テレビに在籍し、『24時間テレビ』に入社以来携わってきたフリーアナの羽鳥慎一は11月29日、自身がMCを務める『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)でこう怒りの声をあげている。

 

「30年間、この日本テレビ系列の社員としてこの番組に携わって、寄付金に対してこういう思いなんだというのは…何なんだ!この人は!というふうに私は思います」

 

「単なる着服では済まされない、非常に悪質な事案だなと、私は怒りを感じております」

 

 さらに28日、日本テレビと同グループの読売テレビの不正も発覚した。同局男性社員は2020年4月~23年6月の間、音楽番組『カミオト夜』の制作を巡り、番組制作会社に「追加演出費」として架空の経費を請求させ、自身に現金で還流させていたのだ。不正に支出された金額は1383万円にのぼり、うち約877万円は同社員が着服したのだという。読売テレビは、同日付で社員を懲戒解雇処分にしている。

 

 同局は『カミオト夜』の休止を発表。「スポニチAnnex」の報道によれば、再開の目処は立っていないという。

 

 この判断は、『24時間テレビ』の継続にも影響を与えそうだが……。

( SmartFLASH )

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