エンタメ・アイドルエンタメ・アイドル

山田邦子『M-1』エンディングで「さや香、全然よくなかった」のメガトン発言…本人に真意を聞いたら「審査員も試されていた」

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.12.25 21:30FLASH編集部

山田邦子『M-1』エンディングで「さや香、全然よくなかった」のメガトン発言…本人に真意を聞いたら「審査員も試されていた」

 

 12月24日に開催された『M-1グランプリ2023』(テレビ朝日系)は、結成5年めの「令和ロマン」が優勝して幕を閉じた。

 

「興奮するハイレベルの戦いでした。最終決戦に残ったのは『令和ロマン』『ヤーレンズ』『さや香』。審査員票は令和ロマンとヤーレンズが分け合う大接戦になり、令和ロマンが1票差で第19代王者に輝きました」(芸能ライター)

 

 一方のさや香。1本めのネタが大ウケしてトップで最終決戦に。安定した実力から「本命」との見方もあったが、2本めは「数字と数字が出合う」という攻めすぎたネタで評価に結びつかず、審査員票は1票も入らず完敗となった。

 

 

 そして番組は終了間近。画面の下にエンドロールが流れているそのとき、2年連続で審査員を務めた山田邦子(63)が審査員席から「さや香、最後のネタ全然よくなかったもん」と突然のメガトン発言。

 

 すると、さや香も「おい!」と絶叫しながら審査員席に襲いかかりそうになり、周囲に制止された。このやりとりにスタジオは大爆笑。やや微妙な空気が一変した。

 

 山田はなぜ、最後の最後であの言葉を言ったのか。そのときの気持ちを本人に聞いた。まずは今回の『M-1』そのものを振り返ってもらおう。

 

「とにかくレベルが高かったですね。審査はとても苦しみました。審査員は2回めなので、この1年間、漫才グループをいろいろ調べたりしました。だけど、そういったことは一度なしにして、シンプルに『誰が1000万円を獲る漫才グループか』で点数をつけました。

 

 ただ、(席の並びで)私は最初に点数が開くからプレッシャーでした。最後に開く松ちゃん(松本人志)も同じだと思いますけど(笑)」

 

 では、さや香への「よくなかった」発言の真意は?

 

「さや香の漫才は本当に大好きです。シンプルで、昔から伝わる漫才。1本めは98点でしたが、100点をつけようと思ったくらいです。2本めも1本めのようなネタをやれば優勝したかもしれませんが、彼らは『やりたいネタ』で挑戦してきた。

 

 最終決戦に残った3組ともそうなんですけど、お客さんを楽しませながらも審査員を試していたんです。プロの先輩たちに『このネタ、どう思いますか?』って。あいつら、クソ根性がありますよ(笑)。

 

 賞金1000万円がかかっているんですよ? さや香があのネタをオーラスに持ってくるとは、ど根性ですよね。

 

 だから、(エンディングで)さや香という言葉を言いたかった。あれだけの売れっ子が1票も入らず、なにも触れられないのはなあ……と思ったんです。幸い、今田(耕司)君が私に振ってくれたので。あの形で終わって、私はすごくハッピーでした」

 

 ニュースサイトにも、

 

《みんな触れていいものかどうかと空気の中で、あえて開けっぴろげに言う事でさや香もキレることが出来て救われたように思ったな》

 

《あそこで最後さや香にカメラがいったのは山田邦子さんのファインプレーだと思う》

 

《最後のあの一言が無かったら、ゼロ票だったさや香がいじりにくい、触れにくい対象になってしまうし、来年以降に雪辱を!という構図を作りにくくなる》

 

 などの声があふれた。来年の『M-1』は、はたしてどんなドラマが飛び出すのか。

( SmartFLASH )

続きを見る

エンタメ・アイドル一覧をもっと見る

エンタメ・アイドル 一覧を見る

今、あなたにおすすめの記事