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『ブキウギ』富田望生、役のためなら15kg太るのも厭わないカメレオン女優…「朝ドラ主演の抜擢あるかも」芸能記者が思うワケ
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.12.28 11:00 最終更新日:2023.12.28 11:00
NHK朝ドラ『ブキウギ』で、趣里演じる主人公・スズ子の弟子役として出演中の富田望生(とみたみう)に注目が集まっている。
富田が演じるのは田舎丸出しの少女で、スズ子に向かい、土下座しながら必死に「私を弟子にしてください!」と頼み込む。そうした過剰な演技に、「X」では数多くの賛否が集まっている。
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《富田望生さん演じる小林小夜ちゃんの、モデルになった実在の方は、いらっしゃるのでしょうか? ドラマのキー・パーソンなのでは…と思ったりします。ずっと、スズ子のそばにいるからです。望生さんは、可愛らしい方です》
《小林小夜#富田望生は次の泉ピン子かな? 天邪気だから嫌われてるとフォローしたくなるのかな。でもね。嫌われると分かってしつこい演技が出来るのは凄いよーと思います》
《ブギウギ出演してる富田望生さんの評判が良いそうな。元々演技力の素晴らしい方ですからね、さもありなん。》
といった声が寄せられている。
「富田さんはまだ23歳ですが、15歳で映画『ソロモンの偽証』で女優デビューしているので、すでに8年以上のキャリアを持っています。
映画『チア☆ダン』(2017年)では、ぽっちゃり役を演じるため、15kgも体重を増やしたそう。2018年の映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』では、渡辺直美さんの高校時代の姿になるため、10kg増量したと話題になりました。このときは、渡辺さんから『太り方が一緒というか、肉がついているところも一緒』と感心されたとか(笑)。
2023年4月期のドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)では、南海キャンディーズのしずちゃんを完全コピー。独特の間やふてぶてしい表情など、本人が憑依したような演技を披露しています。
2023年10月期の『コタツがない家』(日本テレビ系)では控えめで純情な花嫁役。いずれも今回の田舎少女とはまったく異なるキャラで、そのあまりのカメレオンぶりが話題なのです」(芸能記者)
本誌は、2020年8月、富田にインタビューしている。役のため太ることについては、
「自分はもともと、ダンスや体を動かすことが大好き。撮影がないと、体重がすぐに落ちてしまうんです。ふくよかな体型の役をいただくたび、たくさん食べて体重を増やしてます。『チア☆ダン』のときも、激しいダンスレッスンや撮影でやせてしまうので、体重を増やすよう、ひたすら食べ続けていました」
と語り、
「私はとにかくお芝居をしたいので、役をいただき、演じられることがありがたい。太った私が求められているのなら、それはそれで、嬉しいです」
と笑っていた。そんな富田は、当時、
「朝ドラとか大河ドラマという意味ではないのですが、『いつか、ひとりの女性の生涯を演じてみたい』という気持ちはありますね。『なつぞら』で、高校生から子供が3人いる若い母親になるまでを演じたことで、その気持ちが強くなりました。
いつの日か、10代から80代まで、しっかりとひとりの女性を、丁寧に演じきってみたいと思っているんです」
と夢を語っている。はたしてその夢は叶うのか。先の芸能記者が、こう話を継ぐ。
「朝ドラで脇役を演じた女優が、数年後にヒロインになって戻って来るケースが増えています。土屋太鳳さんも清原果耶さんも、かつてヒロインの妹役で出演しています。2024年前期の『虎と翼』でヒロインを務める伊藤沙莉さんも、2017年前期の『ひよっこ』に脇役で出演していました。
富田さんも、カメレオン女優と言われるだけあってどんな役でもこなせるので、今後、ヒロインに選ばれる可能性は十分あると思います」
富田が「国民的女優」になる日は、案外すぐにやってくるかもしれない。
( SmartFLASH )