エンタメ・アイドル

2023年「衝撃の芸能ニュース」ランキング　多くの人が「芸能界の深い闇」を感じた1位は？【500人に聞いた】

エンタメ・アイドル　投稿日：2023.12.31 14:00FLASH編集部

市川猿之助の「自殺ほう助」事件は3位

　次から次へと、芸能界にさまざまな大事件が起きた2023年だが、人々にもっとも大きな衝撃を与えたのは――。

　本誌は、2023年の芸能ニュースについて独自のアンケート調査を実施。「もっとも衝撃的だったのは？」を、全国の20代から50代の女性500人に聞いた。対象としたのは、とくに大きな話題となった8つのニュースだ。

　では「2023年、衝撃の芸能ニュース」トップ3から見ていこう。

【第3位】113票　市川猿之助自殺ほう助事件

　5月18日、歌舞伎俳優・市川猿之助の自宅で、猿之助と両親が倒れているところが発見され、その後、両親の死亡が確認された。猿之助は自ら命を絶とうとしたが、一命をとりとめた。女性週刊誌に猿之助のパワハラやセクハラに関する記事が掲載されることを知り、家族3人で死のうとしたという。猿之助は自殺ほう助罪に問われ、11月に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を受け、判決が確定している。

「歌舞伎の世界では華麗な経歴を誇り、テレビでも大活躍していた人が、まさか家族を巻き込んであんな大事件を起こすとは。事件の背景を考えても、いまだにモヤモヤしている」（50代・パート・北海道）

「猿之助さんの舞台を観にいったこともあります。素晴らしい役者さんだっただけに驚き、残念です。しかも、ご両親もそろって命を絶とうとしたということが悲しい」（20代・会社員・群馬県）

「あれだけ活躍していた人だけに驚きました。いい家柄に生まれたスターでも、深い闇を抱えているんだと思い知らされた。人間は弱いものです」（40代・主婦・東京都）

【第2位】126票　ryuchellさん死去

　7月12日、所属事務所で死亡しているところが発見された。享年27。2017年、pecoと結婚。2022年に離婚したが、その後も「新しい家族の形」として同居していた。多様な性のあり方を積極的に発信していたタレントの死に、大きな衝撃を受けた人は多い。

「明るくて前向きな性格だと思っていたが、まさか。自分と同世代だけに、本当に驚いた」（20代・会社員・栃木県）

「大事なパートナーや子どももいて、なぜ死を選んだのか。誹謗中傷もたくさんあったようだし、そういうのは徹底的に取り締まるべき」（40代・無職・新潟県）

「テレビではいつも明るかったが、近親者にも伝えられない悩みがあったのだろう。ジェンダーフリーの先駆けだと思っていたので、喪失感は大きい」（40代・アルバイト・愛知県）

【第1位】157票　旧ジャニーズ事務所問題

　3月、英BBCがジャニーズ事務所創業者のジャニ―喜多川氏（2019年死去）による性加害を報道。4月には、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏が性加害を受けていたことを実名で告発した。これを受け、5月には藤島ジュリー景子社長（当時）が動画と文書で謝罪したものの、問題はさらに広がりを見せた。

　9月と10月には東山紀之らが会見をおこない、社名変更やエージェント会社設立を発表。これらに伴い、タレント数名が事務所を離れ、打ち切られたテレビ番組もあった。

「ずいぶん前からこういう話はあった。やっぱりなという気持ちと、なんでいまごろという気持ち。やった本人が死んでからでは遅い。タレントたちはいい迷惑だ」（40代・アルバイト・群馬県）