エンタメ・アイドル
「万博とっとと解体しちゃえ!」松本人志の活動休止で飛び出す撤退・延期求める声…アンバサダーとして協力中の最悪タイミング
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.01.10 18:25 最終更新日:2024.01.10 18:28
1月8日、ダウンタウン・松本人志が当面の芸能活動休止を発表したことで、テレビ業界だけでなく、2017年からアンバサダーを務める大阪・関西万博にも混乱が広がっている。
2023年12月末、「週刊文春」が報じた松本の “性加害疑惑”。さらに1月10日発売の同誌は、大阪や福岡でも松本から性行為を迫られそうになったという女性たちの証言を掲載している。
【関連記事:「民主主義を無視した独裁」維新・馬場代表、「万博絶対にやめない」断言に寄せられる批判】
吉本興業は全面否定、松本本人も《事実無根なので闘いまーす》とXを更新し、両者ともに一歩も引かない姿勢を見せている。吉本興業の発表によれば、芸能活動休止は「まずは様々な記事と対峙して、裁判に注力したい」という松本の申し入れによるものだという。
テレビ各局が対応を迫られるなか、万博にも影響が出始めた。
9日には、万博協会の会長を務める、経団連の十倉雅和氏が「芸能活動休止をふまえて、今後対応を検討していきたい」と語った。大阪府の吉村洋文知事は、「正式に決まったものではない」としつつ、「活動休止中はアンバサダー活動も休止になると思う」と一歩踏み込んだ発言をしている。
元旦に起きた能登半島地震の復興が進まないこともあり、SNSでは、万博開催に疑問を呈する声が続出している。
《大阪万博なんて中止でいいよ! キャラクターは気持ち悪いし、松本氏もあんな状況だし、そもそも需要って点でどれだけるんだろ?》
《本当に今万博とかやってる場合じゃないと思うよ、日本。》
《これは万博開催は中止にせざるを得ないね。とっとと解体しちゃいましょう。》
「1月5日には、松本さんのレギュラー番組『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)に吉村知事とキャラクターのミャクミャクが出演し、万博のPRをしました。
しかし、万博は工事がなかなか進んでおらず、経費ばかり積み上がる “泥舟” 状態です。昨年12月に毎日新聞が実施した世論調査では、約8割が『チケットを購入したいと思わない』と表明するなど、世間の期待感も薄い。そこへきて、松本さんの性加害疑惑ですからね……。
5日には、サントリー社長で、経済同友会の代表幹事である新浪剛史氏も、『いまは万博の会場建設より、被災者への対応を優先すべき』と、腰が引けたような発言をしています」(経済担当記者)
万博の初日は2025年4月13日。すでに開催まで460日を割っており、 “泥舟” 状態がいっそう進んでしまったことは間違いない。
( SmartFLASH )