1月14日、NHK大河ドラマ『光る君へ』の第2回「めぐりあい」が放送された。今作は平安中期が舞台で、世界最古の女性文学『源氏物語』を生みだした紫式部の人生が描かれる。
この日の放送は、後に紫式部となる「まひろ」の母が、突然殺された悲劇から6年後。まひろの目の前で母を殺したのは藤原兼家(段田安則)の息子・道兼(玉置玲央)だが、兼家はまひろの父・藤原為時(岸谷五朗)に職を与えた権力者だったため、父は事件を隠蔽、まひろとの関係は冷え切っていた。
【関連記事:潔癖症の本郷奏多、「キスはバクテリアを交換する行為」】
為時はこの6年間、将来の天皇である東宮・師貞親王(本郷奏多)への漢文指南の仕事を続けていた。師貞親王は、勉強嫌いで不真面目な人物として描かれている。
ある日、師貞親王は為時に対し、「母娘丼」がいかに素晴らしかったかを熱弁。両足で器用に扇を開きながら、「よく似た親子で、手応えも似ておる。どちらと寝ておるかわからなくなることもしばしばじゃ」と悪びれもせず話したのだ。
この本郷の演技に対し、X(旧Twitter)には、
《やんごとなきクズを演じる最高俳優の名をほしいままにする本郷奏多さん》
《人を見下した態度をとる嫌味ったらしい世間知らずのバカクズの王族役やってるけど似合い過ぎて。もはや右に出る者がいない》
《岸谷五朗に母娘丼にハマったことを自慢する本田奏多(原文ママ)を見られるのは、NHK大河ドラマだけ!》
《キングダムもこんな役だった》
などと、あまりにゲスな演技に称賛の声が寄せられている。
「本郷さんは、2002年に映画『リターナー』で俳優デビューしました。映画『キングダム』では、主人公の異母兄弟を演じていますが、“自分こそが王にふさわしい” と他人を見下す姿をみごとに演じています。
本郷さんが演じる師貞親王は、のちに花山天皇として即位することになります。女性関係が派手で、母とその娘を同時に寵愛したことは記録にも残されています。
逸話として有名なのが、即位式に使う高御座(たかみくら)に女官を連れ込んで性行為に及んだというエピソードです。はたして、大河ドラマでこの乱倫シーンがどのように描かれるのか注目が集まっています」(週刊誌記者)
実際、「X」には、
《花山天皇の即位のシーンは、NHK大河始まって以来、初めてモザイクがかかるかもしれません。》
などのツッコミも。はたして、本郷はこんな奇矯な人物をどうやって演じていくのか――。
( SmartFLASH )