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かまいたち濱家、薬剤師への不適切発言を即謝罪もノーコメントの山内は延焼…“対応力” でわかれたコンビの明暗

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.03.02 19:21 最終更新日:2024.03.02 19:40

かまいたち濱家、薬剤師への不適切発言を即謝罪もノーコメントの山内は延焼…“対応力” でわかれたコンビの明暗

 

 かまいたち濱家隆一が、3月1日に自身のXを更新。2月28日に放送された『これ余談なんですけど…』(ABCテレビ)での不適切な発言について謝罪した。

 

 この日の放送では、「せっかち関西人200人に聞いた『あの瞬間イライラするわぁ~』」というテーマでトークを展開。元アジアンの馬場園梓が、ゲストとしてスタジオに登場した。

 

 

 山内健司が、医師の診察後に調剤薬局へ処方箋を持っていった際、薬剤師から「どうされたんですか? お熱もあるんですか?」と医師の診察時と同じ質問をされ、イライラしたエピソードを紹介。「あれもう全然いらん時間やなって思っちゃう。しんどいから、はよ薬渡して帰らせてほしいのに」と語った。

 

 この発言に対し、濱家は「薬剤師さんも医療に携わっているから、一応、医者憧れみたいなものがある」と共感。馬場園も「わかる。そいつに言ったって薬が変わるわけではないからね」とコメントした。

 

 放送終了後、一連の発言がSNS上で “薬剤師軽視” として炎上。

 

《「あの時間イライラするわぁ」の話題で、「薬剤師がなんで症状きくねん」「今聞いたかてお前処方変えられへんやろ」「医者への憧れから聞いてるだけ」「黙って薬だけ出せ」等暴言オンパレード。これを出演者の爆笑と共にそのまま電波にのせるのはテレビ局として終わってるわ》

 

《薬剤師は薬のエキスパートです。医者よりも詳しいこともざらにあります。日々処方ミスがないよう一人一人丁寧に確認し責任をもって仕事をしてくださっています。医者が量や飲み合わせを間違えない訳じゃないから口頭での確認はとても大切なんですよ。最後の砦です》

 

 など、批判的なコメントが多数書き込まれた。

 

 これを受けて、濱家はXで《処方箋の件、考えなしに失礼な事言ってしまいました 薬剤師の皆さん、本当にすみませんでした》と謝罪。濱家の対応には、励ましの声も寄せられている。

 

《濱家さんのお陰で薬剤師さんの重要性が再認識したので逆に良かったです 発信力があると色々大変やと思いますが応援してます》

 

《薬剤師です。全然問題ないです むしろ制度として改善されてほしい点でもあるので、こうして影響力のある方に問題提起をしてもらえてありがたいぐらい》

 

《制度上どうしても患者さんからしたらムダと思われることも聞かないといけない反面、デリカシーない薬剤師も多いのでそういった患者心理がうまれるのは当然と思います。気にしないでいいくらいと思います》

 

 いっぽうで、謝罪していない山内に対しては批判的なコメントが増加している。「濱家さんの炎上対応はお手本ですね」と語るのは、大手広告代理店関係者だ。

 

「問題発言をした際、すぐ謝罪すればいいのに、これができない芸能人が多い。濱家さんの炎上対応の手腕は、広告業界で有名です。スピード感だけでなく、誰かが用意したのではない、自分の言葉で謝罪するところも評価が高いです。

 

 2021年7月25日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、元ラーメンズの小林賢太郎さんが東京五輪の開閉会式のディレクターを解任されたことに『自分の本質を見極めないと』と発言し、炎上しました。

 

 そのときも、すぐにTwitterで《芸人は芸人以外の仕事をするなみたいな考えは全くありません。嫌な思いをさせてしまった方、すいません》と謝罪しました」

 

 今回の炎上は、テレビ局側にも問題があるという。

 

「炎上ひとつで仕事を失う時代ですから、芸能人は現代の価値観を身につけるべきです。しかし、バラエティ番組では、トークを盛り上げるために、その場のノリで台本以外のことを話してしまうこともあります。出演者を守るためにも、今回のような職業批判は、炎上を予期して編集でカットすべきでした」(前出・広告代理店関係者)

 

 明暗がわかれた、濱家と山内。仕事を失わないためにも、炎上はコンビで対応してもらいたいものだ。

( SmartFLASH )

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