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テレビマンが選ぶ “ロケうま” タレント…3位・小峠、2位・やす子、1位は「言葉選びがセンスの塊」と抜群の評価

エンタメ・アイドル 投稿日:2024.03.07 06:00FLASH編集部

テレビマンが選ぶ “ロケうま” タレント…3位・小峠、2位・やす子、1位は「言葉選びがセンスの塊」と抜群の評価

 

『相席食堂』(朝日放送)、『帰れマンデー見っけ隊!!』(テレビ朝日系)、『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京系)……。いまや、お茶の間に欠かせない存在になったのが「ロケ番組」だ。ある広告代理店関係者はこう語る。

 

「ロケ企画はいわば “鉄板” で、視聴率も固い。なるべくお金をかけずにそれなりにおもしろいVTRが撮れるので、コロナ禍以降増えています。

 

 一方、千鳥さんやサンドウィッチマンさんのような『人気ロケ芸人』は局を問わず引っ張りだこですから、まだギャラが安くスケジュールを押さえやすいタレントを、各局スタッフは探していますよ」

 

 

 そこで、広告代理店は『ロケ番組で本当に重宝しているタレントは誰か』と、テレビマン200人にアンケートを実施。本誌は、その結果を独自入手した。そこには、毎日のようにロケ番組で目にする芸人から、元プロサッカー選手、アイドルまで、テレビマンたちが「使いやすい」と唸る “本音” が詰まっていた。

 

 1位に輝いたのは、アルコ&ピース平子祐希。「街ぶらや旅モノでの、言葉選びがセンスの塊」「よけいなコメントやギャグで時間を食わない、コスパに優れた達人」(テレビ局スタッフ・以下同)など絶賛の嵐だ。

 

 2位は2023年ブレイクタレントの筆頭、やす子。コメント力や仕切りの能力はまだまだだが「大人から子供まで人気者だし、使いやすい」と評価は高い。「300連勤をこなしたと明かしていたが、正直ギャラが安くオファーしやすい」「0泊3日の海外ロケも格安でやってくれる」など、自衛隊出身の体育会系で大人気だ。

 

 3位は、バイきんぐの小峠英二。メインMCもサブもできる器用さが魅力だ。「まかせておけばちゃんとおもしろくしてくれるから、演出いらず」「イジられキャラもこなせて、プライドが高い売れっコのなかでは使いやすい」。

 

 4位はなすなかにし

 

 5位はダイアン津田篤宏。大声でツッコミまくり、豪快なボケもこなす。「追い込まれたりイジられたりした後のキレ芸では、右に出る者はいない」「頼めばパンツ一丁になり、穴にも落ちてくれる」と “使い勝手” は抜群。

 

 6位は鬼越トマホーク

 

 7位には、元Jリーガーで日本代表の槙野智章がランクイン。天然キャラで人気上昇中だという。「オーバーリアクションで現場を盛り上げてくれる」「お笑い芸人とはひと味違った役割を演じてくれる」。

 

 8位は、ぼる塾。

 

 9位は2021年の『M-1』覇者、錦鯉長谷川雅紀。「とにかく何か爪痕を残そうと、ロケの最中は瞬きしてません(笑)」と、売れても “全力演技” の遅咲き芸人。「通行人に『こーんにーちわー!』を繰り返す」「お年寄りと子供に大人気で、ロケ中に囲まれる」。

 

 10位は狂言ネタで鼓を叩きまくる、すゑひろがりず。「和服で目立つし、リアクションがいい」「ほかの芸人より飛び抜けて打ち合わせに忠実」。

 

 芸人以外では、14位に日向坂46松田好花がランクインした。「特にアイドル番組で長く共演しているオードリーとの相性が抜群」「下手なモノマネをぶち込んでくる度胸がすごい」と高評価。

 

 17位に入った元テレ東のフリーアナ、森香澄は「一人キレイどころが欲しい場面で真っ先にキャスティングする」など、テレビマンの注目度は高い。

 

 続く19位にはNMB48を卒業したばかりの渋谷凪咲。「うるさい芸人に辟易している視聴者には清涼剤のような存在」「芸人より笑いを取ってしまうときも」と、“芸人殺し” の存在感を見せている。

 

 このランキングに、あるテレビ局編成担当はこう語る。

 

「ロケへのキャスティングは、制作陣の “お試し” 起用という狙いもあります。ロケ中に、素人相手のトーク力や現場の盛り上げ方を試されます。スタッフのお眼鏡にかなえばスタジオに “昇格” することも。

 

 出演者側からすれば、自分の持ち味を発揮しやすい現場ですから、大御所枠を狙っている中堅芸人も、笑いを取ろうと体を張るんです。

 

 とはいえ、スタッフからは『最近はロケ番組が増えすぎて芸人がうるさい』という声があるのも事実。このランキングでも、槙野さんや森さんのような、芸人以外の抜擢が目立ちます。今後は “お笑いができる別ジャンルのタレント” の起用が増えていくでしょうね」

 

 千鳥、サンドウィッチマンの次に続く「次の大御所ロケタレント」レースも熾烈な争いだ。

( 週刊FLASH 2024年3月19日号 )

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