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『半沢直樹』『JIN』を超えた“大作”とは…好きなTBS「日曜劇場」ドラマランキング【500人にきいた】

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.03.10 06:00 最終更新日:2024.03.10 06:20

『半沢直樹』『JIN』を超えた“大作”とは…好きなTBS「日曜劇場」ドラマランキング【500人にきいた】

 

 ここ十数年、苦戦が続くフジテレビ「月9」枠とは対照的に、ヒット作を生み出しているのがTBSの「日曜劇場」(日曜夜9時~)だ。2013年放送の『半沢直樹』は最終回視聴率が42.2%を記録し、平成以降の民放ドラマではトップとなった(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)。また2023年7月期放送の『VIVANT』のヒットも記憶に新しい。結婚を発表した大谷翔平が『VIVANT』を観ながらオンラインデートをしていたと明かしたことも、話題となった。

 

 4月からは長谷川博己主演の『アンチヒーロー』の放送が始まるが、早くも7月期のドラマの予想合戦(二宮和也主演『ブラックペアン』続編と一部メディアが報道)も始まるなど、その注目度の高さは、民放ドラマではナンバーワンの存在と言えるだろう。

 

 

 そこで本誌はアンケート調査を実施。「あなたが好きな『日曜劇場』ドラマは?」を全国のドラマ好きの30代から50代の女性500人にきいた。

 

 対象としたのは、2000年以降に放送され、高視聴率を記録した15作品だ。

 

 では「好きな『日曜劇場』ドラマ」トップ5からみていこう。

 

【第5位】43票『ビューティフルライフ』主演・木村拓哉 2000年

 

 最高視聴率41.3%は『半沢直樹』に抜かれるまで、平成以降の連ドラでの最高視聴率だった。平均視聴率32.3%は『日曜劇場』史上トップ。このドラマをきっかけに「バリアフリー」という言葉が広く普及したとも。

 

「切なくも優しいストーリー。涙なしでは見られなかった。このドラマの影響で美容師が人気職業になったんじゃなかった?」(30代・アルバイト・東京都)
「当時若かったこともあるが、ピュアなラブストーリーがとても良かった。いま観ても同じように感じるかはわからないけど」(40代・主婦・東京都)

 

【第4位】44票『GOOD LUCK!!』主演・木村拓哉 2003年

 

 キムタク作品が連続ランクイン。最終回視聴率は37.6%。平均視聴率は30.6%で、平均30%超は『ビューティフル~』とこの2作品だけ。ANAが撮影に全面協力。航空業界の就職希望者が急増する現象がおきた。

 

「いまでこそいろいろ言われているキムタクですが、このころのカッコよさは異常。若い人もぜひ見て欲しい」(30代・会社員・東京都)
「整備士役の柴咲コウがカッコよくて憧れました。キムタクとのペアもお似合いで素敵でした」(30代・会社員・静岡県)

 

【第3位】54票『半沢直樹』シリーズ 主演・堺雅人 2013年~

 

 もはや説明不要の人気ドラマ。2020年放送の第2シーズンは最終回の総合視聴率(リアルタイム+タイムシフト)が44.1%。2016年10月に総合視聴率の調査が始まって以降でドラマの40%超えは初の快挙だった。

 

「大どんでん返し連続のストーリーはやっぱりハマる。役者さんの演技は大袈裟すぎるけど、あくまでエンターテイメントですからね」(30代・会社員・香川県)
「大逆転の爽快感。月曜日からの活力になるドラマでした」(30代・医療系・大阪府)
「なんとなくサラっと終わってしまう日本のドラマが多いなか、この『半沢』はじめしっかりと作り込んでいるのが『日曜劇場』。頑張って欲しい」(50代・主婦・山口県)

 

【第2位】84票『JIN-仁-』シリーズ 主演・大沢たかお 2009年~

 

 2011年に『完結編』が放送された。海外での人気も高く、第2シーズンは放送前から世界80か国で契約が成立。同じ漫画『JIN-仁-』(村上もとか作)を原作としたドラマ『Dr.JIN』が2012年に韓国で制作された。

 

「自分が好きなタイムスリップと医療系という2つのジャンルが一緒になって最高でした」(40代・会社員・広島県)
「ストーリー、人物描写、音楽、すべてが素晴らしい。役者さんも原作のイメージに近くはまり役でした。再放送のたびに見てしまう」(50代・パート・富山県)
「大沢たかおも綾瀬はるかも大好きです。幕末の医療について知らないことがたくさんあり興味深かった」(40代・医療系・大分県)

 

【第1位】106票『VIVANT』主演・堺雅人 2023年

 

 危機的状況にあるといわれる日本のドラマ界で、高い評価を受けた作品。初回放送までストーリーが一切明かされない宣伝手法も話題となった。

 

「モンゴルの砂漠でのロケなど、これまでの日本のドラマのスケールを大きく覆す作品。先が読めない展開にハラハラドキドキ。はまりました」(50代・アルバイト・東京都)
「すごいスケールとストーリー!膨大な予算をつぎ込んだだけあって、ド派手な演出にシビれました」(50代・パート・福井県)
「主役級の役者が何人もいる豪華キャスト。映画のような映像。ストーリーも展開が早く、裏切りに続く裏切り。日本のドラマも捨てたもんじゃない」(50代・会社員・兵庫県)

( SmartFLASH )

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