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ひろゆき氏のモノマネで県政PR…知事の無謀チャレンジに呆れ声「群馬県は劣化版東京」発言に感化?
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.03.11 15:23 最終更新日:2024.03.11 15:26
動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に登場する、黄色のヨットパーカーを着た白髪まじりの男性。あごにはうっすらヒゲが生えている。名前は「ひまゆき」。
動画はすでに10本以上投稿されているが、たとえば「政治家って悪いことしないと続けられないのでしょうか」との質問に、「この間、対談した群馬県の山本知事は『お天道様の下でできないことはやらない』みたいな江戸時代みたいな哲学を持ってて、(中略)長く政治家やってても信用できる人はいるんじゃないかなーと思います」との回答も。
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少々、不気味な感もあるが、この人物こそ、群馬県の山本一太知事(66)だ。実業家のひろゆき氏に寄せて、若者に県の政策や事業を質疑応答形式でPRしているのだ。
「マイクの横にはビールらしき飲み物もあって、細部に “こだわり” も見られます。話し方もひろゆき氏に似せていますね。しかし、『ニセモノ感』は拭えず、フェイクそのものです。予算がなかったのでしょうか」(政治担当記者)
3月7日の定例会見でも話題になり、山本知事は「担当スタッフがいろいろ考えてくれたので、(私としては)無茶振りを受けないといけない。いかなるリスクがあってもやる。前日と朝しか練習できなかったけど、そのわりには頑張った」と自画自賛。さらに、「若い世代に情報発信をしたい」と、今後も続けていく意向を示している。
マネをされたひろゆき氏はというと、3月6日、自身のXに山本知事の動画を引用しながら《どうコメントして良いやら、、、練習とか撮り直しをしてるのかと思うと、、、》と複雑な思いを投稿していた。
それにしても、なぜ山本知事はひろゆき氏に扮したのだろうか。
「2023年12月、ひろゆき氏は映像ディレクターの高橋弘樹氏と群馬県の観光や集客について提言をおこなっています。そのときは『群馬県は劣化版東京』『(海がないのだから)県外から来た人に “おもてなしだから” と魚を出すべきではない』など厳しく指摘。
そして、『食べたことがないけれど、おいしそうなものをちゃんとアピールすると、新しい(観光客)層が掘り起こせる』と助言しました。これが有意義だったことから、今回の『ひまゆき』企画になったと思います」(政治記者)
しかし、SNSには《相手にされてないかんじ》《支持してるが ものまねは求めて無い》《「必見のシリーズに乞うご期待」ってまさかモノマネ続けるんですか?》など低評価の声も多かった。
参院議員時代は、林芳正衆院議員、浜田靖一衆院議員らと「Gi!nz(ギインズ)」という音楽ユニットを結成してライブもおこなった山本知事。当時も永田町では「目立ちたいだけ」と言われていたが、それでも活動は続けていた。この動画投稿も、批判覚悟のうえで長く続けるかもしれない。
( SmartFLASH )