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「一緒に大人になりました」『踊る大捜査線』12年ぶり映画で再始動発表 X上の心憎い演出にファン歓喜

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.03.19 16:20 最終更新日:2024.03.19 16:20

「一緒に大人になりました」『踊る大捜査線』12年ぶり映画で再始動発表 X上の心憎い演出にファン歓喜

『踊る大捜査線』シリーズで室井慎次役を務めた柳葉敏郎

 

 1997年にドラマが放送され、熱狂的なファンを生んだフジテレビ系の刑事ドラマ『踊る大捜査線』シリーズが、2024年秋、12年ぶりに帰ってくることがわかった。シリーズ最後の映画として2012年に公開された『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』公式サイトが、3月18日にプロジェクト再始動を発表し、ファンから歓喜の声があがっている。

 

 

織田裕二主演の『踊る大捜査線』シリーズといえば、ドラマ放送から27年経ったいまも、根強いファンを持つフジテレビ系の刑事ドラマの代表作。刑事ドラマとはいえ、派手なドンパチやカーチェイスが登場するわけでなく、警察機構を会社組織に置き換え、署内の権力争いや本店(=警視庁)と支店(=所轄署)の綱引きなどを、湾岸署を中心に描いた作風が、視聴者の共感を得ました。

 

 ドラマ終了後も、映画版やスピンオフ作品が次々つくられ、2003年7月に公開された『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』は、いまもって破られていない、邦画実写映画歴代最高となる興行収入173億5000万円の記録を持つほどです。

 

 また同作からは、主人公の青島俊作(織田)を筆頭に、『和久さん』こと和久平八郎(いかりや長介)、恩田すみれ(深津絵里)、真下正義(ユースケ・サンタマリア)など、数々の人気キャラクターが生まれました。そのなかでも、ひときわ異彩を放っていた人気キャラクターのひとりが、キャリア官僚として同作に登場していた室井慎次(柳葉敏郎)です」(映画ライター)

 

 1997年にドラマの最終話『青島刑事よ永遠に』が放送されたのが、3月18日の午後9時。その前日にあたる17日午後9時から「“踊るプロジェクト”映画最新作 公式」Xでカウントダウンが始まり、18日の午後9時ちょうどに情報が解禁されるという、心憎い演出も。同時に、「東宝MOVIEチャンネル」のYouTubeには、過去映像も盛り込んだ2分26秒のスーパーティザー映像も公開された。この情報解禁により、秋に公開される最新作は、柳葉演じる「室井慎次」の映画であることがわかった。

 

「室井慎次のスピンオフ映画としては、2005年8月に『容疑者 室井慎次』が公開され、興収38億3000万円を記録しています。最新作は、この続編か新作になるのではないかとみられています」(同前)

 

 情報が解禁されるや、スーパーティザー映像のコメント欄には、

 

《あーこれよこれこれ!帰ってきた感じ!室井さーん!楽しみが増えました。やっぱりかっこいいなぁ》

 

《和久さんくらいの年齢になった今の室井さんが見られるの嬉しすぎる。本当にいい顔してるわ》

 

《踊ると一緒に大人になりました。もう27年か…! 大人になって社会の生き辛さ、喜びを今見るとジンとくるものが踊る大捜査線にはあります。見たことない人、この機会に是非ドラマから見て欲しい!!!!》

 

《(室井のセリフ)「捜査を立て直す!」で泣いちゃう。またこの世界が見られるの最高!》

 

 など、喜びの声があふれた。

 

 青島の出番はあるのかどうかも含めて、27年経ったいまも愛される伝説のドラマ再始動は、作品と同じ時代に生きた人たちにとって、うれしいニュースといえそうだ。

( SmartFLASH )

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