ローラがピッチピチのトレーニングウェアで「DMM、FX!」とつぶやくように歌いながらエアロビクス。「天はDMM FXの上に、DMM FXを造らず」と甘噛みしながらマシンを使う。
福沢諭吉の『学問のすすめ』で知られる一文をもじってクライアント名を連呼するCMで、たしかに企業名は印象に残るのだが……X上ではこんな辛辣な声が聞こえてくる。
《そういえば、ローラってCMに出てるけど、意味分からない。後、CM以外は何してるの!》
《ローラさん本人を嫌いではないけど ぶつぶつ言ってるのがすごく気持ち悪かったのよね》
「テレビだけでなく、タクシーのモニターなどでも大量に流れていますから、気になる人も多いのでしょう。
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ローラさんといえば、2010年頃から天然キャラの天真爛漫さがウケて大ブレイク。その後、所属事務所とのトラブルなどもあり、一気に露出を減らしました。
2015年から活動拠点をロサンゼルスへ移し、現在はインスタグラムの投稿が話題になる程度。今回のCMは2年ぶりで、ローラさんとしても再び顔を売るチャンスだったはずですが、不評の声が多かったのは誤算だったかもしれません」(芸能記者)
あまり表舞台には出てこなくなったローラだが、仕事に困ることはないようだ。本誌は2023年2月下旬、雨の歌舞伎町でローラの姿を捉えている。
この日、歌舞伎町に来ていたのは、ローラがクリエイティブディレクターを務めるアパレルブランド「STUDIO R330」の展示会のためで、新宿伊勢丹ではポップアップストアも開催された。
「通常であれば、タレントがプロデュースするアパレルブランドは、経営者が別にいて、タレントは “名前貸し” をするだけです。ところがこのブランドは、運営会社の代表取締役もローラさんが務めるという気合いの入れようです。
ただ、この日のローラさんは、ずいぶん目立っていたにもかかわらず、誰からも気づかれませんでした。雨が降るなか、隣の男性が差し出す傘に隠れていたとはいえ、かつての大ブレークを知る身からすれば、少々驚きました。日本での知名度がそれほど落ちているとなると、ブランドとしては少し心配ですね」(同)
今回のCMはいまひとつ評判がよくないが、1日に何度も何度も流れているだけに、多くの人に強い印象を与えているのは確か。これで顔が売れれば、ブランドにもいい影響が出るのは間違いない。再び “オッケー!” の時代がやってくるかも――。
( SmartFLASH )