TBS系で放送中のバラエティ番組『ジョンソン』が、9月末で終了することが発表された。かまいたちなど人気芸人4組をレギュラーに据え、2023年10月からスタートしたが、視聴率が振るわず、わずか1年で幕をおろすことになった。TBSではクイズ番組『東大王』も9月末で終了すると、一部で報道されている。
そこで本誌はアンケート調査を実施。「もう終了してもいいと思うバラエティ番組」は何かを、全国のテレビ好きの30代から60代の女性500人にきいた。対象としたのは、TBS系でプライムタイム帯に放送されている、おもな16の番組だ。
では、「終わってもいいバラエティ番組」TBS編、トップ5から見ていこう。
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【第5位】『それSnow Manにやらせて下さい』44票
特番などを経て、2023年4月からレギュラー放送開始。今やSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ)の中心的存在ともいえる人気グループの初の冠番組なのだが……。「終了してもいい」理由は?
「ファン以外、誰が見るのか? アイドル番組は深夜にでもやってほしい」(50代・無職・大阪府)
「以前、メンバーが街中で見つかるかどうかみたいな企画でロケをやってたけど、一般人にはめちゃくちゃ迷惑だと思った。タレントのせいじゃないんだろうけど、スタッフ大丈夫?」(30代・法律事務所勤務・鹿児島県)
【第4位】『ハマダ歌謡祭★オオカミ少年』46票
司会はダウンタウンの浜田雅功。2021年からゴールデンタイムでのレギュラー放送開始。SixTONESのジェシー、田中樹がレギュラー出演している。
「前は確かクイズ番組だと思ってたんだけど、いつの間にか芸能人のカラオケ番組になってた。何をやりたいのかわからない番組」(60代・主婦・東京都)
「大して上手くもないタレントがカラオケやって騒いでるだけ。司会者も好きじゃない」(40代・パート・静岡県)
【第3位】『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』52票
2012年放送開始。一般人や有名人をターゲットにしたドッキリ番組として長い間人気番組の1つに数えられてきたが……。
「芸能人が一般人に潜入してキャーキャー言われてって、これの何がおもしろいのかさっぱりわかりません」(30代・主婦・沖縄県)
「たまにしか見ないが、明らかにやらせだろうと思うときがある。視聴者がバカにされている感じがして、どうしても冷めた目で見てしまう」(40代・パート・愛知県)
【第2位】『坂上&指原のつぶれない店』61票
2018年からレギュラー放送開始。MCは坂上忍と指原莉乃。かつては、「なぜ潰れないのか不思議な店」のカラクリを解き明かす内容だったが、最近は企業とのコラボ企画が目立つ。
「坂上忍は出てたらチャンネル変えるくらい嫌い。指原も苦手」(50代・パート・新潟県)
番組の内容ではなく、司会に対するネガティブな意見がほとんどだった。
【第1位】『水曜日のダウンタウン』62票
2014年放送開始。芸人やタレントが「◯◯説」をプレゼンし、検証しながらトークを繰り広げる。業界内でも高い注目度を誇る番組だが、ギリギリを攻めた企画で批判を浴びることも少なくない。
「もうダウンタウンはいいと思う。松本の問題もあるし、ダウンタウンの番組は全部終わっていい」(60代・主婦・兵庫県)
「やっぱり松本あってのダウンタウンだと思う。浜田だけだとおもしろくない」(60代・アルバイト・千葉県)
「始まったときはおもしろくてよく見ていたけど、最近は同じことばっかりやってる。アップデートできないなら終わるべき」(30代・無職・埼玉県)
なんとダウンタウンの番組が1位と4位にランクイン。日本テレビ系番組を対象にした調査でも『ダウンタウンDX』が2位になっているように、“拒否反応” は強い。また、『つぶれない店』が2位になっているように、「MCの好感度」が番組の評価に与える影響はかなり大きいようだ。
( SmartFLASH )